2020年に公開されたアニメーション映画『映画 えんとつ町のプペル』の続編『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』が2026年春に全国公開されることが決定した。
原案は、2019年に発売された絵本『チックタック約束の時計台』(にしのあきひろ著)。原作者の西野亮廣が前作『映画 えんとつ町のプペル』から引き続き、製作総指揮・脚本を務める。西野は「『今の時代にこの物語を届ける意味』、そして『その表現が映画でなければならない理由』に真摯に向き合い、この作品に人生を賭けて取り組んでいきたい」と作品にかける熱い思いを語っている。
アニメーション制作も前作と同様、STUDIO4°Cが担当。監督も、前作に引き続き廣田裕介が務める。STUDIO4°Cの創立者であり代表の田中栄子プロデューサーは「今回はイマジネーションの世界で、しかも2つの世界が交錯する」と物語の基礎を語り、「新しく登場する異世界の新キャラの数は相当数あって、ダンスもあり、喧嘩もあり、歌もあり、これはやばいと思った時はもう遅かった」と振り返る。また製作総指揮の西野の“仲間を思う心の深さ“には驚かされ、「今回の作品も西野さんの原体験が基本になっていることを知って、感動しています。スタッフの飽くなき努力の結晶と西野さんのイマジネーションの世界にぜひご期待ください」とコメントを寄せた。
今回の舞台は前作『映画 えんとつ町のプペル』から1年後のハロウィンの日。青空を取り戻したえんとつ町。産業も活発になった町で、ルビッチもプペルを失った喪失感から抜け出して、次の一歩を踏み出す努力を始める。プペルに出会ったハロウィンの奇跡が起きた日、ルビッチはネズミに誘われ、不思議な世界へと迷い込む。そこで新たな大冒険が繰り広げられる。
『映画 えんとつ町のプペル 約束の時計台』解禁スペシャル動画
あわせて、主人公ルビッチの描き下ろしイラストも公開。さらに西野が机に向かい、黙々と鉛筆を走らせながら、このイラストを描く制作風景が「解禁スペシャル動画」として公開された。この描き下ろしイラストは、ムビチケカードとして、4月15日より「CHIMNEYTOWNオンラインストア」で予約販売がスタートする。
なお、本作では主人公のルビッチ役をオーディションで選ぶことも発表された。
コメント
西野亮廣(キングコング)(製作総指揮・脚本)
前作の公開から随分と時間が経ってしまいましたが、そのあいだ、僕らはずっと水面下で準備を続けてきました。ようやく皆様に、続編の公開をお知らせできることを心から嬉しく思っています。
これから公開までの限られた時間は、「今の時代にこの物語を届ける意味」、そして「その表
現が映画でなければならない理由」に真摯に向き合い、この作品に人生を賭けて取り組んで
いきたいと思っています。
物語の根底にあるのは、僕自身が20代前半に体験した、“遠くへ行ってしまい、もう帰ってこ
なくなった友人を、ただただ待ち続けた日々”です。
あの日の記憶を掘り起こしながら、この物語を書きました。
ぜひ、大切な人と一緒に、映画館でご覧いただけたら嬉しいです。
STUDIO4°C 田中栄子プロデューサー
前作は「えんとつ町」という一つの町だったのでなんとかなりましたが、今回はイマジネーションの世界で、しかも2つの異世界が交錯するんです。煙で覆われたモックモクの「えんとつ町」を綺麗に描くだけでも大変なのに、新しく登場する異世界の新キャラの数は相当数あって、ダンスもあり、喧嘩もあり、歌もあり、これはやばいと思った時はもう遅かったですね。この作品の魅力に取り憑かれて、もっともっと面白くできないかと、スタッフ全員が、西野さんのマジックに夢中になっていたんです。
プペルのいない「えんとつ町のプペル」は描けないから、続編はないと思っていましたが、西野さんの仲間を思う心の深さには驚かされました。今回の作品も西野さんの原体験が基本になっていることを知って、感動しています。スタッフの飽くなき努力の結晶と西野さんのイマジネーションの世界にぜひご期待ください。
■公開情報
『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』
2026年春公開
製作総指揮・脚本:西野亮廣
監督:廣田裕介
アニメーション制作:STUDIO4°C
原案:『チックタック 約束の時計台』にしのあきひろ著(幻冬舎)
配給:東宝・CHIMNEY TOWN
©西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜」製作委員会
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