ラミ・マレックRami Malek attends The Amateur world premiere at Jazz at Lincoln Center on April 02 2025 in New York City.

Photo: Cindy Ord/GA/Getty Images

ドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」でエミー賞主演男優賞に輝き、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)でアカデミー賞主演男優賞を獲得、さらに『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)ではヴィランを演じて新境地を切り開いてきたラミ・マレック。だが、アクション映画で主演を務めることになろうとは、思ってもみなかったそうだ。

4月11日より日本公開される最新作『アマチュア』で、愛する妻を殺され、国際テロ組織を相手にたった一人で復讐を挑むCIA分析官を演じ彼は、4月2日(現地時間)にニューヨークで開催されたプレミアで『ピープル』にこう語る。「今夜、皆さんにお見せすることにワクワクしています。ニューヨークのリンカーンセンターにいますが、タイムズスクエアの巨大広告が見えます。ついにアクション映画で主演を務めたなんて、本当に感激です。こんなことを口にする日が来るとは思いもしませんでした」

コンピューターハッカーを演じた「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」でも、控えめな役どころを演じたが、『アマチュア』で演じたチャーリー・ヘラーには共感を覚えるそうだ。「人は“ギーク”や“ナード”、“オタク”という言葉を使いますが、過小評価され、見過ごされているだけで、創意工夫と機知を駆使して、想定外のものすごいことを成し遂げるんです。見過ごされていると感じたり、無視され、疎外されていると感じる人たち、このジャンルのファンの方、そうでない方、とにかく全員にお見せするのが楽しみです」

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