故郷で夢の音楽フェア　沖永良部、出身・藤原さん – 琉球新報デジタル

　【沖永良部】第７回こころ音楽フェアがこのほど、鹿児島県沖永良部島知名町で開催された＝写真。
　２部構成で行われ、前半は日頃から音楽に親しんでいる人や、障がい福祉施設に通っている人らによるチャレンジステージ。島内外で活動する高校生や社会人らがステージを盛り上げた。
　後半は、沖永良部島出身の大山百合香さん、海蔵亮太さん、木山裕策さんによる島の民謡「さいさい節」のステージいっぱいの総踊りで締めくくった。
　ハンドベル演奏に参加した沖永良部視覚障がい者福祉協会の清村美代子さんは「昨年よりも上手にできた」と話した。
　音楽フェアは２月２２日に開催された。主催した兵庫県西宮市で障がい福祉事業所を運営する藤原愛さんは「故郷である沖永良部島での開催が夢であり、実現してうれしい」と話した。　（有川晶子通信員）