【感想・考察】映画『Flow』感想レビュー:年間TOPクラスの傑作映画、爆誕【警告後ネタバレあり】

● 今回ご紹介する作品
作品名:『Flow』
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=OYRiD8F90mQ
公式サイト:https://flow-movie.com/
公開日:2025年3月14日(金)
配給:ファインフィルムズ
©Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.

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🎫目次

00:00 「Flow」
00:54 あらすじ・作品概要
01:45 どんな映画?
03:29 見どころ① 動物の表情
05:39 見どころ② 映像美
09:39 見どころ③ ゆったりとした時間
11:41 動物たちの環世界
13:49 演出と擬人化
15:52 ブックエンド方式
17:25 【考察】クジラとワシ
19:35 本能で生きる

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🐬一言だけ言わせてくれ
「猫がベッドで足踏みしてる描写が好きすぎる」

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#Flow #映画レビュー #映画紹介

12 Comments

  1. 素晴らしい解説ありがとうございます。地元で上映がなかったので、遠くまで足を運びました。動物を描写した作品として、現状では最適解だと思います。監督と同じように成長している黒猫は好奇心が愛おしく、全てにおいてバランスが成されていました。(SNSを見ているようなワオキツネザルや現在の移民に関する考えもちらほら)イタズラで自己中心的なキツネが実は良いやつというステレオタイプな描き方をするのも子どもにとっての導入としては良いですが、擬人化することに基本反対ですので、是非多くの人に観てもらいたいですね。初日平日で、地方ということもあり、劇場の入りが寂しいことが心残りです。外国人が多くなったとは言え、オスカー当然納得です。
    現在『THE PITT』が、配信されています。来月の『LAST OF US S2』までの、お楽しみとしてどうでしょうか。関係のないコメント失礼しました。

  2. ディストピアのような世界に美しい景色。映像美に見惚れました。そしてどの動物たちも、みんな違ってみんなよかった☺️犬と猫を飼っているので、それぞれの習性がまんま活かされていて面白かったです!
    ただ、水が迫ってくる場面が多くちょっと怖いなと思ったので、動物たちが心配でリラックスして見ることはできませんでした💦

  3. ちょうど今僕が考えた考察
    ポストクレジットシーンに出たクジラは干からびていたクジラとは別個体だと思います。
    エンディングでクジラは干からびて死ぬ直前でした、しかも洪水は引いて森も元通りになり猫たちは自由を取り戻した
    でも次の洪水が来るまで干からびていたクジラはそれまで耐えて生きられるはずがありません。
    となると一頭目のクジラは水が引いたことで死亡し、猫含む陸の動物たちは助かり生き延び、
    海ではもう一頭別のクジラがいたのではないかと僕は考えています。
    (またポストクレジットシーンでクジラが泳いでたのは洪水ではなく海だと思います。)

  4. Filmarksも猫、あるいは動物好きとそれほどでもない人で大きく評価が割れてますね
    Flowの良さとして、動物の動きのリアリティを追求して、それを元に物語が変化していく点があると思いますが、逆にそれ以外の良さがあまり無かったような気がしました
    ストーリーに大きな驚きや展開の目新しさは乏しく、映像の美しさや演出力もロズには到底及ばない
    動物の動きにリアリティを追求した割に、洪水の水量の増減や木の折れ方など、自然法則に則っていない挙動が多かった
    映画の感想に他人がケチつけるほど野暮なことはないけど、10年に一度みたいな大きなことを言われると、それはさすがにって突っ込みたくなる要素が多い作品だった

  5. 私の解釈では、あのクジラは同一個体。理由は山のてっぺんのミラクルで、水の玉がフワフワと浮いていました。そして、鳥が天に消え、水がいきなり引きました。俗な言い方をすれば、あの山のてっぺんの魔法陣が洪水のスイッチ。
    で、猫はクジラにお世話になりっぱなしで。その恩人の最大のピンチに、猫は対処方法を知っている。もう一度洪水を起こす方法を知っている。でも、せっかく水が引いて皆幸せになったのに…。その迷いを、仲間がそっと寄り添う。大丈夫。皆あの洪水をちゃんとやり過ごした。こんな仲間だってできた。で、猫はもう一度洪水を起こしてクジラを救った。と。
    魔法陣の起動で鳥が消えたけど!?については、鳥は元々意識高い系だったので自らの意思で次なる存在にシフトしただけで魔法陣の起動に贄は不要なのでは。猫は帰って来たし。と楽観的に考えています。
    単に映画の最初から猫とその仲間をずっとサポートしてくれてたクジラに助かってて欲しいだけですが。

  6. まずは、猫の可愛さにやられますが、突然のアクシデントに対応していく、生きる力に魅了されました。また最後まで一緒で離れないワンコがいる傍ら、災難が去ったあと、さーっと去っていく犬たち、ああ、人生のようだなあと、も。それでも残った仲間みんなで水面を覗くショットは記念写真のようで、思わず目を細めました。いろんな例え、観た方それぞれの解釈があろうと、セリフが一切なかった分、世界中の人が同じ条件で本作そのものを受け取れたことが素晴らしいですね。

  7. ギンツ・ジルバロディス氏の処女作Awayはアマプラで観られるので加入されている方は予習に観ておくと良いです
    手書き風の画風はAwayと同様ですが、クオリティはもう比較にならないくらい進化してましたね
    特に森の描き方が素晴らしかったですね、まるで温かみや草の匂いが感じられるくらい
    ジルバロディス氏の作家性が強いのでもちろんクセはあるのだけど、不思議と老若男女問わずに楽しめる唯一無二な作品だと感じました

  8. 今後も映画にこんなにカッコいいカピバラは出てこないかもしれない、カピバラ師匠素敵でした。

  9. 人生みたいな映画
    何度も泣いてしまった
    山頂のシーンはあまりの美しさに圧倒されました

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