再来年に放送されるNHKの大河ドラマは、勝海舟のライバルとも言われ、日本の近代化に貢献した小栗忠順(おぐり ただまさ)の活躍を描いた「逆賊の幕臣」に決まり、主演は松坂桃李さんが務めることになりました。

66作目となる再来年の大河ドラマ「逆賊の幕臣」は、江戸幕府の使節団としてアメリカを訪問した小栗上野介忠順が、帰国後に日本の近代化を進めようと奔走するも、その後、明治新政府に「逆賊」と見なされるまでの過程が描かれます。




小栗忠順を演じるのは松坂桃李さんで、大河ドラマへの出演は3作目、主演は初めてとなります。

脚本は、連続テレビ小説「おかえりモネ」やドラマ「透明なゆりかご」などを手がけてきた安達奈緒子さんが担当します。




3日に東京 渋谷のNHK放送センターで開かれた記者会見で、松坂さんは「大河ドラマの主演をやる日が来るなんてみじんも思っていなくて、本当にびっくりしました。小栗忠順の情報を全く知りませんでしたが、話を聞けば聞くほど魅力的で早く演じてみたいという気持ちが高まっています。いろいろな作品に携わった経験を注ぎ込み、30代最後の作品にしようと思います」と意気込みを語りました。




また、安達さんは「小栗忠順という天才でありながらチャーミングであったであろう人物の目からもう1つの歴史を見てみたいです」と話していました。

大河ドラマ「逆賊の幕臣」は再来年、2027年の1月から放送される予定です。

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