お店の紹介
「Antenna Books & Cafe ココシバ」は、平成30年(2018年)7月に川口市芝にオープンした、コミュニティスペースを兼ねたブックカフェです。蕨駅東口から徒歩6分のところにあります。「人をつなぐ街の情報発信ブックカフェ」をテーマにしており、本やコーヒーを間に挟んで、さまざまな人との関係が生まれ、新しい世界が見えてくる場所になっています。令和6年4月27日(土曜日)にリニューアルオープンし、金子広樹さんが新たな店主となりました。
今回は、令和6年5月16日(木曜日)にお店を訪問し、新店主の金子広樹さんにお話を伺いました。
店主の金子さんへインタビュー
ーリニューアルオープン後はどんなお店にしていきたいですか?
これまでのココシバは、40~60代のお客様を中心に、読書会やイベントなどを通して交流を深めるなど、アットホームな雰囲気のあるカフェでした。リニューアルオープン後は、ここに若い世代のお客様にも入っていただき、さらに人の輪を広げられるお店にしていきたいと考えています。
―リニューアルオープンにあたり、店内のレイアウトを刷新したとのことですが、工夫した点について教えてください。
リラックスできるような雰囲気づくりの1つとして、店内のレイアウトを変えました。以前は事務スペースだった場所を解体して飲食スペースを広げたり、本棚を整理して、距離が縮まり会話がしやすくなる効果のあるスタンディングテーブルを設置したりしました。
また、リニューアルオープンに当たり、床の塗装も行いました。店舗の所在地である「芝」をイメージした緑色になっています。それに合わせて観葉植物も配置し、落ち着いた雰囲気になりました。
リニューアルオープン後の店内の様子
―ココシバさんで販売されている本の特徴について教えてください。
出版社に直接発注し、取り寄せた本を販売しており、一般の書店やインターネットでは購入できないような珍しい本も店内で販売しています。読書が好きなお客様が珍しい本を求めて訪れ、本だけ購入して帰ることもあります。
―ココシバさんのカフェメニューの特徴について教えてください。
リニューアルオープンにあたり、カフェのメニューも刷新しました。ドリンクメニューは、お客さんが注文しやすいように種類を減らした代わりに、飽きることなく通ってもらえるよう期間ごとに新しいドリンクを用意することにしました。フードメニューは、新メニューとして考案したチーズや卵、ウインナーの入った「チー玉ケサディーヤ」や「チョコバナナトルティーヤ」が大人気で、一番のおススメ商品です。
チー玉ケサディーヤ チョコバナナトルティーヤ
―「壁ギャラリー」について教えてください。
表現する方々のための応援プロジェクトとして、店内の壁(一面)の貸出を行っています。絵や写真などの作品の展示を通して、作家とお客様のつながりが生まれます。リニューアルオープン後に「壁ギャラリー」を利用したアーティストの方は、レイアウトがすっきりしたせいか「表現したいことを表現しやすくなった」と喜んでいました。
ー今後の展望について、お聞かせください。
最近は、本好きのカップルの方やカフェが好きな方など、若い世代のお客さんも増えてきています。世代を超えて遊べるようカードやボードゲームも用意しました。お店に来るきっかけづくりのためにも、今後もイベントを開催していきたいと考えています。
※最新のイベント情報については、ホームページ(https://cocoshiba.com)をご確認ください。