2025年2月21日より公開中の映画『あの歌を憶えている』ロング版予告編。
本作は、忘れたい記憶を抱え続けている女と、忘れたくない記憶を失っていってしまう男。NY・ブルックリンを舞台に、記憶に翻弄される不器用な2人が出会い、新たな人生と希望を見つけていく、観る者の心を温かく抱擁する愛のヒューマンドラマ。
人間の内面を真正面から、時に観る者を不安に陥れるほど暴力的な描写で描いてきたメキシコの俊英ミシェル・フランコが監督し、主演には、『女神の見えざる手』(16年)や『355』(22年)などで知られ、『タミー・フェイの瞳』(21年)でアカデミー賞主演女優賞受賞を受賞したジェシカ・チャステイン。彼女の相手役で、わずかに残る遠い記憶を慈しむ若年性認知症を抱えるソールを演じたピーター・サースガードは、本作の演技で第80回ヴェネチア国際映画祭最優秀男優賞に輝いている。
到着したロング予告編は、高校の同窓会に訪れた主人公のシルヴィア(ジェシカ・チャステイン)が1人で座っているところにソール(ピーター・サースガード)が訪れる出会いのシーンから幕をあける。ソールはなぜか、足早に帰途につこうとするシルヴィアの後をつける。警戒しながらもシルヴィアは無事帰宅し、ソールは土砂降りの雨の中、シルヴィアの家の前で一晩を明かす。その様子を見て「大丈夫?」と声をかけるシルヴィア。無事弟に保護されたソールは、「普通なら肺炎だ」と言われるが「何年も病気知らずだ」と何事もなかったかのように答える。
数日後、家に来たシルヴィアに心からの謝罪をするソール。その後、ソールの姪に「叔父のことを見てくれませんか?」と頼まれ、承諾するシルヴィア。
2人きりになったタイミングで、同窓会の日何故尾行したのか問い詰めるシルヴィアだったが、実はソールは若年性認知症を患っており、「覚えていないんだ」と返されてしまう。お互いを知っていくうちに少しずつ距離が近づく2人だったが、その関係を良しとしないソールの弟や、疎遠だったシルヴィアと母親の再会など、ちょっとしたすれ違いが重なっていく。泣きながら「自由を奪われた」とシルヴィアの娘アナに耳打ちするソール、走り出すシルヴィア、そして愛おしそうに互いを見つめ合う2人に待ち受ける結末とは?
最後には2人で訪れたカフェで店員に「いつものね?」と聞かれ頷くソールにシルヴィアが「いつものって?」と聞くと「何だろう」とうなだれ笑い合うという、思わず笑みがこぼれるシーンがこの映画のぬくもりを一層際立たせて映像は終わる。
映画『あの歌を憶えている』は2月21日(金)公開
【STORY】
ソーシャルワーカーとして働き、13歳の娘とNYで暮らすシルヴィア。若年性認知症による記憶障害を抱えるソール。それまで接点もなかった2人が、高校の同窓会で出会う。家族に頼まれ、ソールの面倒を見るようになるシルヴィアだったが、穏やかで優しい人柄と、抗えない運命を与えられた哀しみに触れる中で、彼に惹かれていく。だが、彼女もまた過去の傷を秘めていた。
監督・脚本:ミシェル・フランコ
出演:ジェシカ・チャステイン、ピーター・サースガード、メリット・ウェヴァー、ブルック・ティンバー、エルシー・フィッシャー、ジェシカ・ハーパー
2023年/103 分/アメリカ・メキシコ/英語/シネマスコープ/5.1ch /原題:MEMORY/日本語字幕:大西公子
配給:セテラ・インターナショナル © DONDE QUEMA EL SOL S.A.P.I. DE C.V. 2023
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