安倍晋三元首相銃撃犯を描いた問題作『REVOLUTION+1』足立正生監督の最新作『逃走』が2025年3月15日公開、予告編が解禁!

本作で語られるのは半世紀に及ぶ逃亡の末に、末期がんで孤独に亡くなった、東アジア反日武装戦線「さそり」の元メンバー・桐島聡。

今回解禁された予告編は、杉田雷麟演じる若き桐島が自分の指名手配写真と遭遇するシーンから幕開け。山下洋輔トリオの「DANCING古事記」によって緊張感が高まる中、東アジア反日武装戦線のメンバーだった当時の活動の一端が収められた。古舘寛治演じる晩年の桐島が生きる現代パートでは、若き自分とすれ違う場面、桐島と共に逃亡していたタモト清嵐演じる宇賀神寿一の姿、中村映里子演じる桐島と恋仲になる女性との時間が描かれ、逃亡を続ける上での揺れ動く心境が随所に散りばめられている。

本作監督の足立は映画監督・若松孝二作品の脚本を量産、大島渚作品にも参加するなど異色の世界観を多数書き上げてきた。その後、日本赤軍に身を投じ、27年間日本を離れ、帰国後再び映画監督として活動を再開した。

主演の桐島聡には、今回、足立監督が出演を熱望した古舘寛治。名バイプレイヤーとして数々の映画・ドラマに出演し、近年では、マーク・ギル監督『レイブンズ』(2025)やピエール・フォルデス監督『めくらやなぎと眠る女』(2024)、レオス・カラックス監督『アネット』(2022)、一木正恵監督『アナウンサーたちの戦争』(2024)など国内外の監督からの信頼も厚い。本作では謎の多い桐島を寡黙に佇む立ち姿からも、さまざまな感情を想起させるような奥行きのある演技で魅せる。

そして、『半世界』(2019)で第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第34回高崎映画祭最優秀新進男優賞を受賞し、話題作への出演が続く杉田雷麟が若い頃の桐島を演じた。

また、桐島と恋仲になる女性に中村映里子、桐島と共に逃走する宇賀神寿一にはタモト清嵐、そのほか吉岡睦雄、松浦祐也、川瀬陽太、足立智充など個性的な面々が脇を固める。

音楽はノイズ的な作品からポップスに至るまで数々の映画・ドラマ音楽を手掛ける大友良英。挿入曲には、1969年にバリケード封鎖された早稲田大学構内で行なわれた山下洋輔トリオによる壮絶なフリージャズライブ音源「DANCING古事記」が使われている。
『逃走』は2025年3月15日公開

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#桐島聡#古舘寛治#杉田雷麟

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