『水を抱く女』でベルリン国際映画祭主演女優賞受賞のパウラ・ベーア主演最新作!ジャズシンガーを夢見た若き女性は、なぜ密告者になったのか。『ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女』予告編が解禁!

1940年8月、ベルリン。18歳のステラ・ゴルトシュラーク(パウラ・ベーア)は、アメリカに渡りジャズシンガーになる夢を見ていたが、ユダヤ人の両親を持つステラにとって、それは儚い夢だった…。3年後、工場で強制労働を強いられていたが、ユダヤ人向けの偽造パスポートを販売するロルフと出会い、恋に落ちると、同胞や家族が隠れて生活する中、ロルフの手伝いをしながら街中を歩き、自由を謳歌していた。しかし、ゲシュタポに逮捕されると、アウシュヴィッツへの移送を免れるため、ベルリンに隠れているユダヤ人逮捕に協力をする。生き残るために同胞を裏切ったステラは、終戦後、ユダヤ人仲間から裁判にかけられる…。

両義的な顔を持つ複雑なステラを演じたのは、『水を抱く女』(20)でベルリン国際映画祭主演女優賞を獲得した、稀代の女優パウラ・ベーア。ステラの両親は、カッチャ・リーマンとルーカス・ミコが演じ、そのほかヤニス・ニーヴーナー、ジョエル・バズマン、ダミアン・ハルドン、ベキム・ラティフィ、ゲルディ・ツィントなどが出演。

『ぼくは君たちを憎まないことにした』(22)のキリアン・リートホーフ監督は、裁判記録や長年のリサーチによって、心を揺さぶるエモーショナルな映画を生み出すことに成功した。

この度、解禁された日本版予告編は、冒頭、主人公である女性ステラがたくさんのマスコミに囲まれながら裁判所へと向かうシーンから始まり、彼女が大きな注目を浴びた人物であることがわかる。

一転、1940年ベルリンのテロップとともに、ドレスアップをした若かりしのステラがジャズを歌うシーンに切り替わる。ただ、華やかな時期は短く、ナチスによるユダヤ人への圧力が高まり、作業服を着て工場で労働を強いられるステラの表情で、彼女のジャズシンガーへの道がが叶うことのない儚い夢であったことがうかがえる。希望を失っていたステラだが、ロルフという男と出会い、ユダヤ人の身分証を偽造販売することに加担することで、生きてる実感を見出すも、ゲシュタポに捕まってしまう。すると、ユダヤ人であるステラは、アウシュヴィッツへの移送を逃れるため、同胞であるユダヤ人を見つけ出す「密告者」の道を選択する。

同胞からは“密告女”と罵倒され、辛い状況を陥りながら、戦争を生き抜いたものの、裁判にかけられる。そして、最後、鏡の前で化粧をする彼女の姿が映し出され、生き残るために密告者となってしまった彼女が「被害者か?加害者か?」と観客に問いかけてくる。
『ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女』は2025年2月7日公開

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