■ 僕より先に死なないで ~アスベスト・中皮腫患者の7年~
カンテレ「ザ・ドキュメント」2024年6月28日放送
ザ・ドキュメント公式ページ:
▼見知らぬ棘 ~アスベスト・中皮腫患者の闘い~
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かつて“奇跡の鉱物”と呼ばれたアスベスト。高度経済成長期には様々な製品に使われた。
海外では発がん性などの危険性が指摘されながらも、
日本では長い間使用を禁止されることなく、多くの人が知らず知らずのうちに接してきた。
アスベストが原因とされるがんの一種・中皮腫。
アスベストを扱う仕事をしていなくても中皮腫を発症する患者が全国各地にいる。
希少がんゆえに治療法も少ないままだ。
2016年に中皮腫で余命2年だと告げられた右田孝雄さん。
「なんで自分が…」と悩む中で、同じ中皮腫患者の栗田英司さんと出会った。
2人は患者同士で励まし合いたいと、全国を回り交流を続けた。
その中には、どこでアスベストを吸ったのかわからない人も大勢いた。
交流を深めていく中で、無情にもやってくる仲間の死。
どうしてこんなに苦しめられないといけないのか。
なんとか生きる希望を持ち続けたいと、国などに訴え続けた。
「僕より先に死なないで、僕は死ぬまで元気だから」
こう言い続けた右田さん。
明るく元気に笑って過ごす右田さんの姿は、患者たちの希望だった。
中皮腫発症のピークは2020年代後半から2030年代にくるとも言われている。
決して他人ごとではない、今なお抱えるアスベスト被害について、彼らの生き様を通して考える。
4 Comments
アスベスト、一時期問題になりましたねー、海外に比べて
日本政府は、アスベストの危険性を国民に伝えるのが、かなり遅れましたね。の本政府のやる事だから、大丈夫だと思っていましたが、政府、厚労省の、遅い対応の為に苦しんでおられる方が多く居ます
政府からは、何の補助金も無いのですか❓どうか、負けず明るく生きて下さい😊😊
ワンちゃんが居てると、癒されますね❤❤❤元気をありがとうございます😊😊
アスベスト…すごい久々に聞いた…。こういう必死に病気と戦っている方を見ると自分が情けなくなるし何もできないのだから寿命をわけて差し上げたい…。つらいなあ。
アスベストによる悪性の胸膜中皮腫で、23年前に父を亡くしました。治療中は国
からの助成等の話題はなく、鬼籍に入ってから少しして国のアスベスト被害助成
を知りました。ほぼアスベストでしか発病しない悪性の胸膜中皮腫だったので、
原因を調査するまでもありませんでした。国への報告のために、住居や職場等に
関連物質が無かったか調べたのですが、該当するアスベスト等はなく、終戦直前
に召集さて、後に抑留されていた時に吸引したのだろうということになりました。
電気・設備工事は今も尚、古い雑居ビル等の天井裏に頭を突っ込んで作業することが多いだろう。
病にかかるのは数十年後なので経営者は作業者のことをどこまで考えているのかわからない。
自分の身は自分で守ることを考えて防塵マスクを購入して作業しよう。