春は多くの野鳥が繁殖の時期を迎えますが、鹿児島県鹿屋市にある沖縄そば店ではシジュウカラが店先で子育ての真っ最中です。

その場所は沖縄の「守り神」の中でした。

透き通ったスープに、トロトロのラフテー。麺は沖縄から取り寄せるこだわりぶりで、連日多くの人が訪れる、鹿屋市で人気の沖縄そば店です。

この店では毎年春になると人だけでなく、かわいらしい珍客もやってきてにぎやかになります。

店のどこにやってくるかというと…

入り口に置いてあるシーサーの中で子育てをしているのはシジュウカラです。2023年は3月末から巣作りが始まり、8羽のヒナがかえりました。

春山たかよ 記者
「口の中で子育てをしているのかと思ったんですが、シーサー自体が空洞になっていて十分なスペースがあります。雨風がしのげて良い場所を見つけましたね」

沖縄美らそば 有村利広 代表
「まさか(巣が)シーサーとは。かわいいですね!あと1週間ぐらいで巣立つと思うので、無事に巣立ってくれたらと思う」

沖縄では「守り神」とされるシーサーの中での子育て。シーサーに見守られて鳥たちも安心して子育てに励んでいることでしょう。

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