今回は豊臣秀吉の実像を解説します!
・秀吉は本当に猿のような見た目をしていたのか?
・信長が「はげねずみ」と言った手紙は偽文書(ぎもんじょ)だった!?
・秀吉は「人たらし」なのか?「残虐者」なのか?
近年の研究で明らかとなった秀吉や豊臣政権の実像を5つのテーマを設定して迫りたいと思います。
※本動画は「どうする家康」のネタバレを一部含みます。
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0:00 オープニング
1:04 豊臣秀吉の読み方
2:39 秀吉の出自の謎
4:29 秀吉の見た目 ー猿か?禿鼠か?ー
6:57 全国統一の野望を持っていたのか?
10:34 人たらしか?残虐者か?
13:38 参考文献のご案内
についてお話しています!
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■関連書籍のご案内
堀新・井上泰至編『秀吉の虚像と実像』(笠間書院、2016年)
今回紹介したはげねずみ偽文書説などが取り上げられています!現在の秀吉像がいかに作られたか知りたい人におすすめです!
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日本史史料研究会編『秀吉研究の最前線』(洋泉社、2015年)
秀吉に関する最新研究の成果がコンパクトにまとまっています!全国統一の野望や朝鮮出兵の理由など知りたい方はこちらの本がおすすめです!
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柴裕之編『図説 豊臣秀吉』(戎光祥出版、2020年)
秀吉の生涯や秀吉に関与する人々、秀吉の実態などがコンパクトにまとまっています!最新研究から見えてきた秀吉の実像について知りたい方が最初に手にとってほしい本です。
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■今回の時代のキーワード
#どうする家康 #大河ドラマ #徳川家康 #豊臣秀吉 #羽柴秀吉 #織田信長
共同執筆:河原数馬・岸野達也
※使用している背景映像は河原撮影ならびにフリー画像・映像素材・ライセンス取得済みの素材を使用しています。
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6 Comments
聚楽第に自身を批判する落書が書かれた時は犯人を探索し7人を鼻削ぎ耳切りにしたうえで磔にするなどしたようですから、容姿に劣等感を抱いた可能性はあるでしょう。二面性に関しては誰でも好きな相手と嫌いな相手との好悪の差もありますし、あっても不思議ではないでしょう。
お疲れ様です。
お市さま、信長と同じ具足でかっこよかったですね。美しさと男まさりのお市さまを北川景子さんは見事に演じられたと思います。
すごくおもしろかったです!氏と名字の話、秀吉の出自や性格、興味深いです。
人間って多面性があるものだし、いろんな顔を持っていたからこそ上に上がっていったんだろうな〜と思いました。
武士の生まれじゃないのに、色んな素養を身につけて公家や朝廷との繋がりも築いていったのは、本当にすごいなー。戦さや領地経営とか色々多忙だったと思うけど、どこにそんな時間が…?
それにしても容姿のディスり、なかなか辛らつですね笑。
秀吉の猿という呼び名が、顔自体ではなく行動の機敏さだという指摘、新鮮でした。確かに様々な戦いで機動力溢れる作戦で動く秀吉は、小回りの効く軽自動車のようにクルクル動き回っている印象がありますね。なるほどです。
人たらしと残虐性については、人により感じる思いが違うはずです。信長ほど酷い仕打ちはなかったでしょうが、それなりに恐れられる面もあったはずです。ただ他の大名と比較して、出自の点で堅苦しさや規範重視はなく、親しみやすさもあったと思います。自分のように身分は低くても優秀であれば取り立てる柔軟さや励ましの言葉などもあったと感じます。石田三成のように、心から心酔する家臣がいたことは、彼の人柄の良さを示しています。
信長死後とその前で性格が変わったとは思います。
少なくとも金ヶ崎のときにあんなやり方で家康を味方につけるような陰湿な人間ではなかったと思いますね。
人生で初めて見た時代劇が豊臣秀吉主人公(演:草彅剛)だったのでどうも秀吉が悪役なのがイメージに合いません。