今回と次回は「三方ヶ原の戦い」を解説します!
前編の今回は、家康と信玄の対立から 三方ヶ原の戦いが勃発するまでの知られざる両者の駆け引きの解説です。

  ・家康が犯した致命的なミスとは?
  ・家康の本拠・浜松城の意外な弱点とは?

最初圧倒的有利だった家康が追い込まれる様子を見ていきましょう!

※本動画は「どうする家康」のネタバレを一部含みます。

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0:00​ オープニング
1:00 徳川と武田の密約
2:20 家康の密約違反
4:10 信玄を追い込む
5:10 信玄、危機を脱する
5:49 信長を欺く
8:05 信玄の作戦
9:07 信長の怒り
9:46 木原畷合戦
10:44 一言坂合戦
11:50 二俣城攻防戦
13:22 浜松城の致命的な弱点
15:09 後編・特別編のご案内

についてお話しています!
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平山優『新説 家康と三方ヶ原合戦』(NHK出版新書)
「どうする家康」時代考証の平山優氏の新著。家康生涯唯一の大敗といえる三方ヶ原合戦を詳細に分析した新書です。信玄が見抜いていた家康の弱点とは何か?三方ヶ原合戦を詳しく知りたい方には必見の1冊です。
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「どうする家康」時代考証の平山優氏による家康と信玄の抗争を詳述した選書。桶狭間の戦いから武田信玄の死までの経過がかなり詳しく書かれているので、『どうする家康』の上半期で描かれる内容はほぼ網羅されると思います。上級者向けですが、最新研究の動向を知りたい方は必見です!
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本のタイトル通り、家康の近年の研究の成果をコンパクトにまとめています。黒田氏の本は非常に表現が平易で初心者の方にも読みやすいと思います。この本を読めば、黒田氏が指摘する家康が「忍耐の人」ではなく、「強運の持ち主」だったということも納得できるでしょう。
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■今回の時代のキーワード
#どうする家康 #大河ドラマ #徳川家康 #三方ヶ原の戦い #武田信玄 #今川氏真

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16 Comments

  1. いやはや、家康も大した曲者だったようで。大河で描かれているようなイマイチ頼りない主君とは大違いですね。もっともそれくらいでなければ他勢力にだし抜かれかねなかったでしょう。

  2. 有給使い倒して休んでますので特別、後半、楽しみにしてます。😊

  3. 信玄公は強敵ですね、大河ドラマの家康もそうですし、武田軍は鍛えられた兵士、四天王がいますからね、武田軍に対抗する鉄砲をたくさん持っていれば状況が違いますがね、家康に軍師がついていれば信玄と互角、あるいは違っていたかもしませんね。

  4. お疲れ様です。
    詳しい解説、ありがとうございました。イマイチあやふやなところがスッキリしました。特別編、後半の解説が楽しみです。
    ドラマの方では、直政が出てきましたね。どんなふうに家臣になってゆくのか楽しみです。源三郎という弟が出てきましたが、私は知らなかったのでちょっとびっくり。武田の人質になってたんですね。そしてとうとう信玄が立ち上がりました。ローマ人信玄、迫力があり、かっこよかったです。今後の展開に期待します。

  5. とても面白かったです。動画上で言われているように、史実ではむしろ家康側から次々に盟約違反を犯しているのですね。上杉、家康、北条氏康によるまさに”信玄包囲網”が一時はできていたのですね。戦国武将達の知略、裏をかく行動には、ビックリします。動画後半での信玄の作戦は見事で、他国のずる賢さにいつも屈してしまう明治期以降の日本人と同じ民俗とは思えないほどです。信玄の補給路を全て抑え、物資を届かなくする作戦は、確かに戦闘せずに(味方の被害を抑えて)徹底的に敵を苦境に陥れる最良の戦闘方法ですね!このような戦の経緯や戦以前の同盟関係、その変異などを知ると、歴史が生き生きと動き出して来て、さらに夢中になれます。特別編、後編も楽しみです!!

  6. 信玄と顕如はともに三条公頼の娘を妻としていることで
    相婿(義兄弟)ということを忘れてはいけない。
    裏切りなんて茶飯事の時代だけど
    公家との婚姻は武家同士の婚姻より重んじられたと思います。
    あと浜名湖の「今切」の読みは「イマギレ」です。

  7. しかし信玄はこの時信長に謙信との和睦仲介を頼んでいた。
    そんな中に徳川攻めをした事で信長を当時親交があった謙信への手紙に「武田とは金輪際手を結ばない」と書くほどに激怒させたらしいです。
    それらの不義理の報いを勝頼が受けてしまったと思うと悲しいですね。

  8. 大河ドラマが なんとも 頼りない(儂は 頼りないか~って 部下に聞くかな 情けない(T_T))松潤家康ですが、先生の動画を拝見すると、いやいや 強かさも備えていて やはり 戦国時代は 面白いと思えます。特別編と後編も期待しています😊

  9. とても詳しい。
    たまに信長包囲網の時、なぜ家康が信玄に寝返らなかったのか?
    なんていう人いるけど、そもそも家康と信玄の対立がある。
    家康にすれば、信長と運命共同体になるしかなかった。
    しかし信玄はおそろしいぐらい慎重。
    事前準備が凄すぎる。
    逆に慎重すぎて、天下をとれなかったという面もあると思う。

  10. 色々と細かく詳しく分かって良いし凄く面白い。又次が聞きたい!!

  11. 今年の大河ドラマを見ていると、武田軍がすごく強力すぎる。
    信玄なんて、瞬発的に簡単に家康をつぶせそうだけども
    補給路を一つずつ絶っていく慎重ぶりなんですね。

    大河ドラマ第16回の最後で、家康と家臣団の鎧が映りました。
    藁をつけて、貧相だった家康たちが、随分立派になった。
    ライブのハニワくんも兜かぶるかなって思いました('-')

  12. 武田信玄はやはり、戦国最強ですよ!信玄の過ちは、上杉謙信との戦いに余りにも、長い歳月をかけ過ぎた事です。
    織田信長は京を目指して攻めやすい所から攻略しています
    上杉、北条と条約を交し、徳川、織田と攻略して京を目指して入れば歴史は変わっています。しかし、日本を治める事は出来ないでしょう…あくまでも、足利将軍を支えるのみ
    自身が将軍になろうと言う野心が無い…

  13. 信玄と家康の戦いは誰もが信玄の勝ちだと信じてますが果してそうでしょうか?信玄の目的は家康を討つ或いは降伏させる事ですがそのどちらも果たせていません。いくら戦闘で勝っても目的を果たせなければ負けと同じでそれは信玄自身が一番よく知っていたはずです。

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