1995年、阪神淡路大震災。震源となった淡路島の病院で、震災当日の1日がビデオカメラで記録されていた。「止めなさい、ストップ!」「助けられる人を助けないと。助からない人はあきらめな」。重症患者が次々に運ばれるなか、助かる見込みがない人への蘇生中止を指示したのが、外科部長の松田昌三医師(故人)だ。トリアージが普及していなかった当時、松田医師はどのような思いで「命を諦める」決断をしたのか。あの日の覚悟と葛藤に迫る。
(2023年1月14日放送)

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32 Comments

  1. 一人でも多くの人を救うためには犠牲をいとわない判断力。
    人を救いたくて医者になったはずなのにそれに抗うようなことをしなくてはならない。
    でも、大震災のような緊急事態では必要ですよね。

  2. 医師はトリアージをする度に、その決断の重荷を抱えていくんだなと感じました。
    だから自分や家族が蘇生中止を命じられた側になった時は受け止めないといけないですね…

  3. 当時のことを想い涙される先生方、本当にお優しい方なのだと思います。
    決断をくだした松田先生の心境は計り知れません。
    このような状況でなければ、患者さん一人一人をなんとしてでも助けたかったでしょう。

    亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

  4. 多分この淡路病院で心肺蘇生を受けていた中学生の兄妹が多分芸人のかみじょうたけしさんの幼馴染の人な気がしますね…

  5. 淡路病院がこんな形で紹介されて映像が残っていたとは。震災で家が倒壊した北淡からだと病院まで救急車でも30分以上かかる距離。洲本は6弱だったから十分機能してたんやな。県病は若い先生ばかりで頼りないと言われていたけど、こんな立派な先生もいたんやな。

  6. 医師になって人救う事にやりがいを感じる人はまじで神

  7. 人を生かすために医師になったのに見捨てなくてはならない無力感はいかばかりだったのでしょうか…

  8. 松田医師の判断の速さ、先を読む力のおかげで病院がうまく機能していたのだとわかりますね。
    防災訓練ですら指示系統が迷うと機能しませんでした。
    緊急時にどれだけ現場の指揮系統がうまくいくかが大事だと思っています。

  9. 被害は東日本大震災の方が多かったものの、津波という特性上
    死か生還かの二者択一のケースが多かったと思う。
    逆に阪神震災は大部分が建物の下敷きになったので、全者以上に重体、重症患者が多くて、病床の圧迫は大変やったやろうと想像がつく。

  10. 大きな災害や事故の後に科学や医学が発展するって皮肉だけど
    トリアージもそうだしクラッシュ症候群とか、一般人にも知られるのは亡くなった人の死が無駄じゃないなって

  11. 「蘇生中止」
    悲しい出来事ですね。
    「トリアージ」考えさせられました。松田医師はもう亡くなられたのですね。ご冥福をお祈りします。

  12. トリアージの定義が普及していなかった28年前に、自分が全責任をおってトリアージとは何ぞやを
    しめした松田医師は素晴らしい。

  13. 松田医師そんな若くに亡くなってたのか…
    あの映像印象的だったからショック

  14. CPR辞めなさいって言った決断もすごいけど、軽症は外科外来に集める、という事が、トリアージを知らないのにできるのがすごいと思った。
    トリアージの研修で、トリアージタッグを黒にもぎった医者は、災害医療が出来なくなるほどのトラウマ、自責を負うと聞きました。それをすごく思い出した。

  15. 若い人優先の考え、大賛成です。(私は高齢者です)

  16. 数日前にTVで拝見した際に家事しながら観ていたので内容も曖昧でとても後悔していました。
    YouTubeで観ることが出来て良かったです。

  17. 松田先生若くして亡くなられていたとわ…
    多くの方に見てもらいたい動画ですね。

  18. ABCテレビさん、貴重な映像をアップしていただきありがとうございます。
    1回目は茫然と見るしかできなくて、2回目はずっと目が潤んでしまいます。
    今から3回目、もう一度見直します。

  19. 災害看護師に選ばれた時代
    懐かしいです
    口ではいくらでも言えますが行動で示せる人びとがいる

  20. 28年前のことなのに、水谷医師も石田医師も当時のこと話すと涙されるのはそれだけ決断が重かったし、目の前で亡くなっていった命への無力感が今でも強いんだろうな。
    そのトリアージの中心となった松田医師が抱えてた後悔はそれ以上なんだろうし本当に凄い仕事だ

  21. 助かる人を連れてきて下さいね。って心痛くなるけどこの状況仕方ないんでしょうね。
    それに冷静に判断ができる医師が居て救われる命も多かったでしょうね。

    私たちには分からない心境があると思うと悲しくなります

  22. 助かる人を連れて来て下さいね。って言葉。
    ダメな人が病院に来てもいっぱいになるだけですもんね、、、。
    でも命を救いたいからお医者さんになったのに
    そんな言葉言いたくなかったと思います、、、。

    蘇生はもう困難です。諦めてください。って関係者の方に伝えるのってすごく勇気もいる事だと思います。

    凄い方ですね

  23. 命を諦める…本当に辛い決断だったと思います。トリアージが普及したきっかけもそれだったんですね。この映像・松田先生に、看護師を目指す者として感謝します。

  24. 運ばれた1人を10人くらいで対応してる。。。
    確かにあきらめる決断を出せる人がいなければ助けられない人が出ていたのかな

  25. 「助かる人を連れてきて下さいね」

    白状します。聞いた瞬間は「薄情」と思いました
    でも次の瞬間に「病院って“助かる人を救う”為の場所だったわ」と気付きました
    そうだよ、正しいんだよ。運搬してるうちに亡くなってしまうような人を連れてきても仕方無いんだ。それしか無いんだ、災害現場という名の地獄は

  26. どんな混乱の状況であっても、記録することの大切さ。
    その記録を教訓に、未来に生かしていくのが使命なんですね。

  27. 医療関係者じゃない一般人もトリアージのことをちゃんと知って、理解しておくべきだと思う

    大事な人が100%の治療を行って貰えず、いきなり目の前で医師から命を諦められるんだから、その時に感情に任せて医療関係者を責めたりする可能性だってある
    そんなことして他の方への治療が滞ってしまうことになったらそれこそ本末転倒だから、辛いことだけどもいざというときに備えて理解に努める必要があると思う

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