『わたしの赤ちゃん』
2010年/16分/16mm→DV

監督・脚本:磯谷渚

スタッフ:上田紳一朗 大坂春菜 大野裕之 小形進之介 奥野達也 神保准 山田剛志 山本豪一 和田格
出演:藤井百代 森田亜紀 新井秀幸 福田英史 泉水美和子

成城大学映画研究部主催映画祭「TAKE∞(ゼロ)」グランプリ

【物語】
臨月を迎えた初美は妹の千佳と安産祈願に訪れるが、神社の階段から転がり落ちて死産してしまう。半年後、無事出産した千佳の元へ初美が訪れる。千佳は子供に、初美が自分の子供につけるはずだった、葵という名をつけていた……。

【作品解説】
姉妹の”痛快”な愛憎劇15分の尺でドラマを描くには、ちんたらしてられないとばかりに激烈に展開していく。冒頭ほんの1,2分で、姉妹がともに妊娠、姉は流産し、妹の身籠った子の父親を疑い、ドラマの準備は整う。わずか1シーンでこれをやってしまう鮮やかさは、キム・ギヨンを思わせる。
姉妹の関係性を描く芝居場に階段が選ばれたのが必然としかいいようがないならば、その関係が限界まで来たとき、映画はあるべきラストシーンを迎える。絶対にもうこうな
るしかないだろう!だからエクスタシーを感じ、時に観客は笑う。それでいいのだ。

【コメント:小中千昭】
軽やかに描かれる姉妹という<原罪>
日常のステージが音を立てて崩壊する<快感>
第四種危険指定短編映画<初心者には無理>

9.10(土)-9.16(金)SPOTTED×シネマスコーレpresents「SPOTTED758/VOL.8」開催!
http://spotted.jp/2011/08/9-10%e5%9c%9f-9-16%e9%87%91spotted%c3%97%e3%82%b7%e3%83%8d%e3%83%9e%e3%82%b9%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%acpresents%e3%80%8cspotted758vol-8%e3%80%8d%e9%96%8b%e5%82%ac%ef%bc%81/

プロジェクトDENGEKI参加作品
映画『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』+プロジェクトDENGEKI 【オーディトリウム渋谷にて9/24より公開! 連日21:10~】
公式HP:http://d.hatena.ne.jp/projectdengeki/

予告編制作:内藤瑛亮『先生を流産させる会』

43 Comments

  1. ピアノを弾いてるところでいきなり鍵盤のフタ閉めるのって「志村けんのだいじょうぶだぁ」で志村さんが考えたネタの完パクリじゃねえか。もうちょっと料理しようや。

  2. ピアノの音聞いてていきなり「バン!!!」って音にびっくりした。。

  3. ビンタしてビンタして突き出してのパパパンってリズムがよきww

  4. 0:41 かんあきチャンネルのあきらちゃんに似てる笑笑 失礼じゃないよね…?
    可愛いもん。

  5. この監督の次に作る映画が痴漢ものってwwww
    映画は客が高い金払って見に行くものであって、監督が性癖露出する場じゃないんだわ。

    子供向けと言われてるアニメ映画の方が正直 何段もクオリティ上だよ。

  6. これ素晴らしいと思うよ、余計なことやってきた人間は医者ではなく、名前上げて精神疾患かけてる人だけだろ

  7. おすすめにあったので
    見たらB級の演技で
    子どもの方が素直というか…

    ちょっと遠慮します(^_^;)

  8. 色々、厳しい感想が出ていますね。自分も金払って行くかは疑問ですが、メジャーでなくて演技の上手い役者さん使うと名作が出来ることもあります。特にホラー系。「あなたの知らない世界」とかね。

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