太平洋戦争末期、米軍が沖縄に上陸。
圧倒的な戦力を持つ米軍に対し、日本軍は成す術無しかと思われましたが、安里52高地と呼ばれたシュガーローフの戦いでは、逆に米軍を壊滅させたのです。
そこにあったのは、日本軍の秘策・反斜面陣地。
前回の動画に引き続き、沖縄戦・シュガーローフの戦いについて解説します。

【前編】

【学校では教えてくれないシリーズ】

【参考文献】
防衛研究所 戦史叢書「沖縄方面陸軍作戦」
米国海兵隊公刊戦史
米国陸軍公刊戦史 等

44 Comments

  1. 偉そうに書けるコメントも言葉も何もありません 全ての亡くなられた方達のご冥福をと思うばかりです

  2. 戦国時代から戦闘経験を積んできた日本人なら簡易的な罠で物量と合理的戦略しか頭にないアメリカ兵を陥れ壊滅させ混乱させるなど簡単だったんだろうな。

  3. シュガーローフは行かねぇほうがいいぞ。マジの心霊スポットや

  4. 最後の文脈、全く同感です。先の大戦の話をすると、ネガティブな感情を抱く方もいますが、歴史から目を背けてはいけない。明治維新後、欧米列強と渡りあう、日本国となるため、政治、経済、工業、軍事などの、発展に尽力し、犠牲となった全ての方に感謝の気持ちを忘れず、今の平和と経済的豊かさを享受したいものです。

  5. この話しは初めて知りました。分かりやすい動画で教えていただきありがとうございます。当時は戦っていた日本もアメリカも今では大切なパートナーですね。今ではロシアがウクライナに侵攻していますが、戦争が一日でも早く終結してほしいです。

  6. 大事なことを教えていただきありがとうございました。まるで、ロシアのウクライナ侵略戦で、ウクライナ軍の戦い方を連想させました。きっとウクライナ軍は戦史を研究しつくして戦っているんでしょうね。

  7. ほんと勉強になります。このような事実をもっと日本人は知るべきだし、知らないのは不幸だと思います。これからの子供達もなにが大切なのかを知るべきですね。

  8. よく日本側の悲惨さを「翔んで埼玉!」みたく平和教育で取り扱うが、アメリカ側の悲惨さも取り扱うのが本当の教育です。😭現在、基地に反対する沖縄の住人たちは、この米兵の悲惨な状況を知ったらどう発言するのだろう❓🤔

  9. ペリリュー戦以降、洞窟内に陣取った日本兵に苦戦した米軍は、沖縄では「ブロートーチ(溶接バーナー)」と「栓抜き作戦」と称した戦術で、

    日本軍に対抗しており、シュガーローフ一帯の戦闘でも、この戦法で日本軍を攻撃してきた。

    これは、頑強な抵抗をおこなう日本軍の洞窟陣地などの抵抗拠点に対して制圧射撃を加え、砲兵や機関銃手を洞窟の奥に追い込む。

    次に歩兵部隊が前進して洞窟の上に登り、換気口や通風口などからガソリンやナパームジェルを流し込み、陣地内の日本兵を殲滅する方法である。

    最後は爆破班が陣地の入り口を爆破して塞ぎ、それ以上の反撃を封じ込めた。この当時、日本軍には有効な対戦車兵器が配備されておらず、この

    攻撃を「馬乗り戦法」と呼んで恐れられた。

    この「馬乗り戦法」に対抗するため、日本軍は戦車を伴った米軍部隊が接近して来た場合、機関銃や擲弾筒による集中射撃を歩兵部隊にあびせて

    戦車と歩兵を分離させ、次に戦車の死角に潜んだ蛸壺から、決死隊が対戦車爆雷(携帯地雷)を抱えて飛び出して戦車を爆破する方法が多くとら

    れた。

    また、日本軍が所有していた47㎜速射砲は、当時の世界レベルからすると、性能は時代遅れであったが、500m以内の距離に肉薄できれば、側面

    もしくは背後からM4戦車を撃ち抜く事ができた。

    シュガーローフでは、丘の反対斜面側にも速射砲が配備されており、前進して来た戦車を後方から撃破した。米軍の戦車兵は、こうした近距離で

    の肉薄攻撃を極度に恐れており、そのため充分な前進ができず、歩兵の損害が増大していった。

    また航空機用爆弾が豊富にあった。日本軍の工兵は、現場でこれらの爆弾を解体して、数多くの急造の対戦車地雷や携帯地雷を自力で製造し、対

    戦車兵器の不足をおぎなっていた。これ以外にも一帯に配備されていた75㎜高射砲が対戦車戦に転用された。

    (中略)

    両者の距離が極めて接近していたため、米軍は頼みの綱の艦砲射撃や空爆による支援を、事前砲撃以外行うのが困難であった。

    米軍の丘の上で弱体化した所で日本軍は逆襲を加え、丘の支配権を取り戻した。この争奪戦は1週間で11回もおこなわれた。とくに丘の稜線をは

    さんだ接近戦では、手榴弾だけではなく、敵弾筒が効果を発揮し海兵隊員らを圧倒した。

    ジェームス・H・ハラス氏著 猿渡青児氏訳「沖縄 シュガーローフの戦い:訳者解説」より

  10. 凄く勉強になりました。元自衛官ですが、このような戦いは知りませんでした。また勉強させてください。お体に気を付け、1本でも多くの動画作成を希望します。

  11. 本当に死闘だったんですね。戦死された両軍の兵士に黙祷。up!有り難うございます。

  12. 日本軍強かったんだな米兵を壊滅とか全滅させるとかめっちゃ強かったんだな日本の兵士たちさんありがとうございます❗️

  13. 2018年にシュガーローフを訪れた際、斜面を調べるように歩き回っている人がいました。
    ひょっとしたら今なお遺骨を探しているのかも知れないと思いました。

  14. 指揮官の牛島満中将が自決し組織的戦闘が終わる際、命令により、参謀らは残って戦う組と本土に戻り沖縄戦の戦訓を伝える組にわかれました。八原博通は後の命令を受け、民間人に紛れ逃亡しますが捕まり降伏、後に身分がバレて捕虜となりました。戦後、ご本人の手記が出版されてます。『沖縄決戦 – 高級参謀 の手記』、他に、稲垣武著『沖縄悲遇の作戦 異端の参謀八原博通』 光人社NF文庫も参考になります。

  15. とても勉強になりました。
    心から感謝します。
    魂が震えました。
    今後も素晴らしい動画を期待しています。

  16. 生まれて27年沖縄に住んでますが初めて知りました。 分かりやすい解説ありがとうございます

  17. 防人の方々のおかげで、今の日本があります。八月十五日は、東北から靖国神社に向かって拝礼しています。安らかにと・・・

  18. 沖縄戦は美談は許されず県民の犠牲のみ語られる事が多い
    それは現実であり事実でしょう。
    がしかしこの動画で言われている事も真実なのです。
    本土への攻撃を少しでも遅らせる為に硫黄島同様に持久戦に持ち込む戦略
    ここまで大きい戦力差が有る状況での持久戦は激烈で地獄の戦いだったに違いないでしょう
    勇敢に散ったいった兵士には感謝という言葉だけでは足りない程です。
    こらからも戦ってくれた英雄達に感謝の気持ちを忘れずに一日一日を大切にしたいと思います。

  19. とてもわかりやすい解説ありがとうございます
    あまりやらかすことない米軍を翻弄して方針をコロコロ変えて戦力の逐次投入の愚行までさせたのは、聡明な司令官と忍耐強い兵士たちが戦い抜いたおかげですね
    今の平和はこのひとたちのおかげだと再認識しました

  20. あなたの作る動画は下手なTV番組より完成度が高く分かりやすい!!

  21. 沖縄では激戦地を一般住宅にすることはせず、公共の土地、建物として使われることが多いですね
    あるいはショッピングセンターを作るとか
    住宅地としては売買が嫌がられていて、気にしない人が購入した後に霊現象が起きるという問題や、工事中に事故が起きたり、変事が起きることも多々あり、結局公共地になることが多いです
    事実、工事を始めると、大量の人骨や不発弾などが見つかり、工事が一年くらい中断することも頻繁にあります
    幽霊を信じるかどうか、という問題はさておいて、沖縄激戦地では本土空襲よりも凄まじい戦争の爪痕がそこここに残っています

  22. 硫黄島もそうだが日本軍は不利な状況下で地の利を活かして必死に抵抗した。沖縄の場合は民間人の犠牲ばかりクローズアップされ日本軍に問題があったと報じているがそれは間違い。民間人は軍属として日本軍に協力していた。当時の状況を理解もせず今の感覚で判断するのはGHQの洗脳教育のせい。尊敬されていた軍人が復員すると戦争犯罪者の扱い。さぞ悔しかったろうが日本復興のためじっと耐えた。我々は尊い犠牲の上に今の平和な日本があることを片時も忘れてはならない。

  23. これからわかるんは、防衛一辺とうではダメであり、部隊を分けて別動隊が相手の拠点を叩かなければならず、兵站を軽視してはならず、戦闘員にも休養を与えなければならない(根性論一筋縄ではダメ)ということ

  24. 今の日本を命をかけて作ってくださった英霊に、最大の感謝と尊敬を捧げます。子々孫々に伝えなければならない日本の歴史です。

  25. 日本は指揮官さえ有能ならば効果的打撃を与える事が可能だった戦闘が多すぎる。

Write A Comment

Pin