小野寺隆一初長編監督作品『演者』予告編が解禁!戦地に男たちを奪われた嶋田家に嫁いだ三人の義理の姉妹の物語。2023年3月25日より、新宿 K’s cinemaにて限定公開。
昭和20年春、終戦前夜。疎開先に選ばれるような地方のある一軒の家族の中で起きる劇的な夕暮れ時を描いている。大きな戦争の被害は届かなくとも、次第に物がなくなり、徐々に人が減っていく状況の中、戦地に男たちを奪われた嶋田家に嫁いだ三人の義理の姉妹の物語。本来、家父長制の中の家長である長男の嫁、智恵は幼い子供のように振る舞う。次男の嫁、陽子はそれを演じているのではないかと疑っている。三男の嫁は少しでも明るく振る舞おうとしている。「演じているのか」と問い詰めたその時、世界が反転するような報せが届く。フィクションの中で役を演じる俳優たちが「演じている」「演じていない」に迫っていくメタ構造の作品でもある。
監督、出演者は2020年のコロナ禍の中、惜しまれながらも22周年公演で解散した「劇団前方公演墳」の主要メンバーだ。2018年に劇団の最高傑作「セブンガールズ」を映画化、公開。自主制作映画としては異例の動員を記録、現在もアンコール上映やアマゾンプライム他、オンラインメディアでの配信が続いている。その製作経験を生かして劇団の企画公演で人気だった小野寺隆一が作・演出した短編を1から書き直し、登場人物も増やし物語の重層化をした上で映像化した。またタイトルロゴとなる題字は映画監督の豊田利晃(ポルノスター、破壊の日、他)。
映画音楽には、『セブンガールズ』に引き続き、吉田トオル(DISCOVOLANTE)が参加、新曲を4曲書き下ろした。
◆あらすじ
昭和20年春、終戦直前のとある村。島田家に嫁いだ3人の女たち。血の繋がらない義理の三姉妹は男たちが戦時で不在の家を守り続けている。家長であるはずの長男の嫁、智恵は気を病んでいた。三男の嫁、恵美は義姉を気遣う日々を送っている。次男の嫁、陽子は智恵がおかしくなったふりをしているのではと疑っていた。やがて魔物が再び女たちの前に現れる。
世界は反転して、演技は見抜かれる。
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