妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちの本当の苛立ち、あふれんばかりの悩みとは? 専門家の解説を元に、リアルな事象に切り込んでいく。それが『女たちの事件簿』

本並恭子さん(仮名・46歳)は、昨年まで小学校教諭を務めていた。長年の教員生活でさまざまな変化を肌で感じてきたが、なかでも看過できなかったのが、子どもたちが抱える過剰な習い事の負担だ。昨年担任をしたAさんは、週6日で習い事を詰め込んでおり、授業中の居眠りが激増。その現状を保護者に丁寧に伝えたところ、事態は思わぬ方向へ転がった。

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「最近の様子はどうですか?という問いに『実は居眠りが少し増えていて…』と答えただけなんですが、母親は自分の育児を責められたと受け取ったのでしょう。いきなり激昂されたんです」

—何ですか! 私が寝かせてないとでも言いたいの!?

「学校生活でのありのままの状況をお伝えしただけなのですが、母親の怒りは収まりませんでした」

—っていうか、居眠りするのを

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