前日欧州時間から本日アジア時間にかけてのドル円相場の動向と、FX個人投資家のポジション変化をまとめました。市場参加者の売買傾向を把握し、今後のFX取引の参考にご活用ください。
※本レポートは外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」のデータを基に作成しています。

作成日時:2026年4月20日 15:13

4月17日〜20日のドル円市況|日銀の利上げ先送り期待でドル円上昇

4月17日、「イランが濃縮ウランを放棄する見返りに、米国は200億ドルの資産凍結を解除する案を検討」との報道が伝わったほか、イラン外相が「レバノン停戦合意を受けて、停戦期間中はホルムズ海峡を完全に開放する」と宣言したことで、地政学リスクの後退が意識され、ドル円は157.593円まで低下した。その後は、週末を控え、短期的なショートカバーが入り、ドル円は158.60円付近まで戻した。

本日のアジア時間は楽観的なムードが後退した。18日にイランが再度ホルムズ海峡を封鎖するとしたほか、米国もイラン船を拿捕したとしたことで、地政学リスクが再燃し、ドル円は早朝に159.198円まで上昇した。その後は、21日ごろに期限を迎える米国とイランの停戦期限内に、両国が歩み寄れるのかどうかを見極めたいとの思いから、膠着感が強まり、ドル円は159.00円付近で小動きが続いた。

ドル円 60分足チャート(外為どっとコム外貨ネクストネオ)

ドル円 60分足チャート(外為どっとコム外貨ネクストネオ)

FX取引金額と個人投資家ポジション動向、取引金額は大幅増

取引金額は前日比48.9%増と大きく膨らんだ。建玉の動向を見ると、売建玉が大きく減少(-9.4%)する一方で買建玉が増加(+7.8%)しており、売り方の買い戻し(ショートカバー)と新規の買い注文が同時に入った。

項目
取引金額
売建玉
買建玉

前日比
48.9%
-9.4%
7.8%

※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のポジション円換算金額

市場シェア上位通貨ペア、メキシコペソ円が2位へ浮上

ドル円(USD/JPY)が全体の約8割(78.8%)という圧倒的な市場シェアを占める中、前日4位のメキシコペソ円が6.0%(前日3.4%)を占め、2位へ浮上した。

順位
通貨ペア
市場シェア
前日比

1位
USD/JPY
78.8%
0.1%

2位
MXN/JPY
6.0%
2.6%

3位
AUD/JPY
4.0%
-0.9%

4位
TRY/JPY
3.4%
-0.5%

5位
ZAR/JPY
1.6%
0.2%

6位
AUD/USD
1.4%
-0.3%

7位
EUR/JPY
1.4%
-0.3%

8位
GBP/JPY
1.4%
-0.6%

9位
EUR/USD
1.1%
0.1%

10位
NZD/JPY
0.3%
-0.3%

※外貨ネクストネオ取り扱い30通貨ペアのうち、取引量上位10位

主要通貨ペアのポジション増減|ドル円・クロス円軒並みロングが増加

ドル円(USD/JPY)が+13.2%、ユーロ円(EUR/JPY)が+23.9%、ポンド円(GBP/JPY)が+15.3%と、主要なクロス円において「買ポジション」が大幅に増加した。個人投資家の押し目買い意欲が強いことを示唆した。

通貨ペア
売ポジション(Short)
買ポジション(Long)

USD/JPY
-12.2%
13.2%

EUR/JPY
-8.2%
23.9%

EUR/USD
-5.6%
-7.9%

GBP/JPY
-9.4%
15.3%

AUD/JPY
-6.6%
7.6%

NZD/JPY
-18.7%
1.2%

ZAR/JPY
-12.2%
-6.0%

TRY/JPY
-3.4%
1.2%

CNH/JPY
-2.9%
4.2%

MXN/JPY
-20.4%
5.4%

SGD/JPY
-2.4%
-0.6%

※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアの前日比ポジション増減

 

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