People ~働く親たちのキャリアと子育て&教育

フォローする

「人と生きる」すべを学ぶのに最適な日本の公立小学校。個を伸ばすのはそれからで間に合う

ドキュメンタリー監督

2026.04.07

子育て・教育

9 min read

登録会員(無料)・有料会員限定

読み上げ

最初から再生
続きから再生

以下はオプション。反映させるには「最初から再生」ボタンを押してください

speed:1

閉じる

印刷

保存

【春割キャンペーン実施中】

日経ウーマン Webをお得にお読みいただけます。➡ 詳細はこちら

日本の公立小学校に密着した映画「小学校~それは小さな社会~」。監督の山崎エマさん自身も日本の公立小学校で学びましたが、中学校からはインターナショナルスクールに進学。それは自らが選んだ進路ではなかったそうです。山崎さんの強みをつくったという公立小学校時代の環境や、「息子も日本の公立小学校に通わせたい」と話す理由などを聞きました。

インター入学はすでに決まっていた

 2024年12月に公開され、国内外で話題となったドキュメンタリー映画「小学校~それは小さな社会~」。監督の山崎エマさんは、英国人の父と日本人の母を持ち、19歳で渡米してニューヨーク大学で映像制作を学びました。

 現在は東京を拠点に日米を行き来する山崎さんですが、生まれは大阪府。茨木市の公立小学校に通い、「みんなと同じ」を求める小学校のルールに戸惑いつつも、高学年になる頃には積極的にリーダー役に立候補するなど、充実した学校生活を送っていました。しかし、多くの同級生が地元の公立中に進む中、山崎さんは隣の県のインターナショナルスクール(以下、インター)に通うことになります。

 「中学からインターに通うことは、私が生まれる前から、両親の間ですでに決まっていたことでした。『インターに行くけどいい?』 などと意志を確認されたこともありません。ただ、6年生のときに地元の公立中学校を見学しに行ったときは、『私はみんなと同じ中学校に進むことはないのだ』と、とても悲しかった記憶があります」

 近年の日本では、子どもの気持ちを尊重する傾向が強まっています。小学校高学年頃の子どもに対して、「どの学校に進むかは子どもの意志を第一にしたい」と考え、複数の選択肢を示す親も少なくないでしょう。しかし山崎さんは当時を振り返った今、「自分に選択権がなくて本当によかった」と話します。

運動会が大好きだったという山崎さん。特に組み体操を通して、「どんなに難しいことでも、みんなで力を合わせればできる」ことを実感したそう(写真はイメージ)

運動会が大好きだったという山崎さん。特に組み体操を通して、「どんなに難しいことでも、みんなで力を合わせればできる」ことを実感したそう(写真はイメージ)

[画像のクリックで拡大表示]

Write A Comment