「あの“おにぎり太郎”が福岡に店を出すってよ」
世間が“おにぎりブーム”で賑わう中、そんな情報が飛び込んできた。なるほど、木曽太郎さん=通称:おにぎり太郎(29)は行橋市出身、福岡県に戻ってくるということか。取材希望の連絡を入れた。が、しかし、本人は長期間、海外にいるという。さらに、当初予定していた福岡市ではなく、八女市で出店するというのだ。ますます、興味深い。
帰国するのを待ち、ようやくアポがとれて向かうと、今日はお茶の産地に向かう、さらに別の日には、今日はお祭りでテイクアウトで参加していると、急遽撮影を始めるということが多々あった。今考えると、忙しい中にも、こちらの撮影したいポイントをくみ取って、打ち合わせの日程を組んでいた事に気づかされる。世界の第一線で活躍する料理人は、その技術だけでなく、演出という部分にも一切手を抜かなかったということになる。
さて、マカオの高級リゾートホテルに呼ばれたのはなぜか。本編では言及できなかったものの、ある理由を教えてもらった。
「木村拓哉さんとのコラボ動画がアジアで流行っているんですよ、木村拓哉さんはマカオでも神ですから」
つまり、おにぎり太郎は“神におにぎりを提供した男”なのである。それ故、ホテルのロビーでは、太郎さんと記念撮影する観光客も多かった。
取材を通して、おにぎり太郎が何度も繰り返した言葉がある。
「そうしないと、生産者さんが喜んでくれない」
彼が描く未来には、常に生産者がいる。そして、その挑戦はこれからも続いていく。
(RKB毎日放送/江里口雄介)
