日立、西武向け新型レストラン列車を受注

 日立製作所は、西武鉄道の新型レストラン列車Fine Dining Train「vies」(ファインダイニング・トレイン「ヴィエス」)向け車両を受注した。本列車は2028年3月より運行開始予定。
 日立は、鉄道車両の設計・製造で培ってきた技術とノウハウを生かし、本列車の車両製造を担当する。
 Fine Dining Train「vies」は、西武鉄道が2016年から運行してきた全席フルコース対応のレストラン列車「52席の至福」で培われたコンセプトを継承・発展させ、より上質で特別感のある空間と食体験を提供することをめざしている。本列車は、日立が製造し、西武鉄道のフラッグシップ特急として2019年にデビューした特急車両「Laview(ラビュー)」をベースに、新た
に設計・製造される車両。日立は、「Laview」の開発・製造を通じて培ってきた、大きな窓による開放感や、風景と調和するデザイン思想、快適な移動空間を実現する技術的知見を、本列車にも生かしている。さらに日立は、車両そのものの製造にとどまらず、列車の安全・安定運行や快適性を支える制御・システム面での知見も踏まえながら、食と空間が高い次元で融合する移動体験の実現に貢献する。安全性・快適性はもとより、「大切な人と過ごす、かけがえのないひととき」を支える上質な移動空間の創出を通じて、新たな価値を提供する。

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。

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