妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちの本当の苛立ち、あふれんばかりの悩みとは? 専門家の解説を元に、リアルな事象に切り込んでいく。それが『女たちの事件簿』

小森はるみさん(仮名・41歳)は、高校生のひとり娘を育てています。「高校授業料無償化」をきちんと理解せずに、娘が私立高校への入学を決めたのは去年。その現実はあまりにも厳しいものだったと話します。

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「都内に暮らしています。私の年収はパートで100万円程度。夫は400万円程度。私も夫も社会になかなか馴染めていないというのが実感です。ともに学歴はありません。高卒です。田舎から出てきて定職につくことがなかなかできないまま、20代で出会い、2人で苦労しながら暮らすなかで娘が生まれました。まともになりたいと頑張ってきましたが、なかなかうまくいかないものですね」

児童手当や018サポートなどはありますが、すぐに消えてなくなるような日々だと話します。そんななか、どうして都立高校ではなく私立高校を選択したのでしょうか?

「もちろん都立が第一志望でした。ただ、高校無償化だと聞いていたから、都立はほんの少しチャレンジをすることにしたんです。娘から

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