「健康維持や長生きのためにストレングストレーニングを重視する方が増えています」と、ラグリーフィットネススタジオ、FORMの創設者のエリッサ・エル・ハジは言う。「ラグリーフィットネスの真髄は、意識的な動作と高強度のストレングストレーニングを融合させた点にあります。この組み合わせは、身体と神経システムの最適な機能を引き出すとともに、引き締まった肉体美を実現します」
実践方法や効果、リフォーマーを使ったピラティスとの主な違いとは?セバスチャン・ラグリー自身を始め、ラグリーメソッドの専門家たちが解説する。
ラグリーフィットネスの基礎知識
「以前はピラティスを教えていましたが、クライアントが望む成果を得られないという問題がありました」と、ラグリーは明かす。「そこで、ピラティスではあげらなかった成果を得るために、独自のメソッドを開発したのです。ピラティスは身体を絞るためのエクササイズでもワークアウトでもなく、リハビリであるというのが私の考えです」
しっかりとコントロールしながら行う低負荷運動で体幹を強化し、柔軟性を高めるピラティスは、怪我の回復や腰痛、身体のメカニズムの改善に効果的であるとラグリーは考える。しかし、彼が重視するのは、柔軟性アップでも痛みの緩和でもない。
「ラグリーメソッドは、ストレングスと持久力トレーニングを組み合わせた総合的なワークアウトなのです」と、彼は言う。「目的は筋肉の密度を高めて、大きさを抑えること。ラグリーフィットネスでは、“タイムアンダーテンション(筋肉に継続的に負荷をかける運動)”、“アイソキネティック(筋肉の収縮速度を一定に保った運動)”、“アイソメトリック(筋肉を収縮させた状態を一定時間保つ運動)”などのトレーニング技術を用います」
