ブルー・アウル株再び下落、資産売却・解約停止で動揺 過剰反応の声も

ブルー・アウルの共同プレジデント、クレイグ・パッカー氏。2025年11月19日、ニューヨークで撮影。REUTERS/Brendan McDermid

[ニューヨーク 19日 ロイター] – 米資産運用会社ブルー・アウル・キャピタル(OWL.N), opens new tabが小規模クレジットファンドから投資家に資金を返還する新たな戦略を発表したことを受け、投資家の間で19日に動揺が広がった。同社株は昨年11月にも同様の試みを受けて株価が急落していた。

ブルー・アウルは18日、傘下の3つのプライベートクレジットファンドが保有していた総額14億ドルの貸し出し資産を売却したことを明らかにした。売却資金は投資家への資金返還と債務圧縮に充当する。また、ファンドの一つで四半期ごとの一部資金引き出しを恒久的に停止した。

これを受けて同社株は一時10%急落。5.9%安で取引を終えた。同業のアポロ(APO.N), opens new tabやアレス(ARES.N), opens new tabも下落した。

ブルー・アウルの共同プレジデント、クレイグ・パッカー氏は、資産売却により「ブルー・アウル・キャピタル・コープII(OBDC II)」の投資家に対し従来の償還申請制度よりも6倍の資金を今四半期中に返還できると述べた。

OBDC IIのようなファンドでは通常、四半期ごとに投資家が一部資金を引き出す機会が提供される。ブルー・アウルは昨年11月にこのプログラムを一時停止し、OBDC IIをより大規模な上場ファンドと統合する案を提案したが、投資家が反対したため断念した。

トゥルイスト・セキュリティーズのアナリスト、ブライアン・フィネラン氏は今回の資産売却について、返金要求が加速し、比較的質の高い資産の売却に追い込まれたと投資家は解釈していると述べた。

ブルー・アウルは融資債権を額面の99.7%で売却した。同社の帳簿上の評価額と同水準になり、ブルー・アウルは自社の評価手法に対する信頼の証として歓迎した。

同社はプライベートクレジット会社アウル・ロックとニューバーガー・バーマン傘下ダイアル・キャピタル・パートナーズが合併して2021年に誕生。その後の低金利局面でプライベートクレジット事業が拡大した。

他のオルタナティブ資産運用大手と同様、伝統的な株式・債券市場以外の分野でポートフォリオを構築してきたが、融資基準やソフトウエア業界への過剰なエクスポージャーなどさまざまな問題で厳しい目を向けられている。プライベートクレジット市場には個人投資家もますます参入している。

一部のアナリストは19日の株価急落に疑問を呈した。レイモンド・ジェームズのアナリストは「過剰反応」と指摘し、ブルー・アウルは「時間をかけてOBDC IIファンドの投資家に全額償還する計画だった」ことから、「償還再開は理にかなわない」と述べた。

オッペンハイマーのアナリスト、ミッチェル・ペン氏は未公開資産クラスに対するネガティブなセンチメントが懐疑的な見方を招いていると指摘。

「プライベートアセットクラスでうまく流動性を創出するのはかなり難しいが、ブルー・アウルは評価額通りの資産売却を実現した。つまり価格評価の正確性を示した」と指摘した。

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Isla Binnie reports on how company directors and executives manage stakeholder and shareholder interests, with a focus on compensation, corporate crises, dealmaking and succession. She also covers how politics, regulation, environmental issues and the broader economy affect boardroom discussions. Isla previously covered business, politics and general news in Spain and Italy. She trained with Reuters in London and covered emerging markets debt for the International Financing Review (IFR).

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