オーストリア・ウィーン発のクラフトジンブランド「Wien Gin(ウィーンジン)」が、日本市場で着実に存在感を高めている。観光都市ウィーンを訪れる人が、その文化や美意識を自国へ持ち帰ることを目的に誕生したジンであり、繊細で雑味のない味わいとアート性の高いボトルデザインが特徴だ。
【写真】ブランドの原点となるWien Gin。ジュニパーベリーを軸にした繊細でさわやかな味わいと、観光都市ウィーンの美学を映したアート性の高いエチケットが特徴のクラフトジン
オーストリア・ウィーン発のクラフトジン「Wien Gin(ウィーンジン)」
ブランドを手がけるのは、ウィーンを拠点とするKesselbruder(ケッセルブルーダー)社。創業以来、12年間にわたり「Wien Gin」ひと筋で歩みを続けてきた。2024年6月の日本初上陸後は、個人購入やバーでの提供を通じ、SNSでの投稿をきっかけに認知が広がっている。今回あらためて、その背景にあるストーリーと現在日本で展開されている3種のジンの魅力を紹介する。
オーストリアワインの輸入・販売を行う株式会社エス・ブリュッケは、オーストリア・ウィーン発のクラフトジン「Wien Gin(ウィーンジン)」を日本で本格展開している。初上陸は2024年6月。感度の高いレストランやバーを中心に話題となり、観光都市ウィーンの文化と美意識をボトルに閉じ込めた「アートとしてのジン」として注目を集めている。
■12年間、ジンひと筋で磨き続けた友情の物語
Wien Ginは、オーストリア・ウィーンのKesselbruder(ケッセルブリューダー)が手がけるクラフトジンブランド。2012年創業の同社は、Thomas(トーマス)、Achim(アヒム)、Florian(フローリアン)という親友3人が、「ウィーンへの愛」「永遠の友情」「ジンへの情熱」「精神を開放する品質」を誓い合い設立した。
以来12年間、情熱を注いできたのは「Wien Gin」のみ。現在は3種のジンに加え、ジン造りで培ったボタニカル設計を活かしたリキュール1種を含む全4品を展開している。日本では「Wien Gin(ウィーンジン)」「Klimt Wien Gin(クリムト・ウィーンジン)」「Wien Gin Violet(ウィーンジン・ヴァイオレット)」の3銘柄が、2024年6月24日に初上陸し、オンラインショップやオーストリアマーケットなどの期間限定イベントで販売されている。
■「Wien Gin」3つの特徴
■観光都市ウィーンから生まれた、アートとしてのジン
Kesselbruder社のジンは、ウィーンを訪れる観光客に街の文化や美意識を持ち帰ってもらうことを目的に開発された。エチケットデザインにはウィーンらしさが色濃く反映され、味わいだけでなく「記憶に残る体験」を提供する存在として位置づけられている。
■ジンひと筋に傾けた情熱
創業時から「ジンを通じて、ウィーンを訪れた人の滞在をよい思い出として持ち帰ってもらう」という想いのもと、「Wien Gin」という名のブランドジンひと筋で展開してきた。ベーシックラインである「Wien Gin」は、完成までに3年をかけ、試作を重ねて磨き上げられた1本だ。厳選されたボタニカルのみを使用し、雑味のないクリーンで繊細な味わいに仕上げている。現在はオーストリア国内にとどまらず、EU域内やアメリカ、カナダにも輸出されている。
■欧州での権威ある評価。2024年「今年のブランド」受賞
その品質は欧州でも高く評価され、オーストリアの著名なグルメ雑誌「Falstaff」において、2024年バー部門「今年のブランド(Brand des Jahres)」を受賞している。
■商品ラインナップ
ウィーンの魅力を映す3つの個性すべての製品に厳選された原料を使用し、雑味のないクリーンな味わいを実現。
■Wien Gin(ウィーンジン)
ブランドの原点となるスタンダードモデル。特徴は繊細で華やかなボタニカルの香りが広がる、さわやかで優しい味わい。
原材料:ジュニパーベリー、メース、エルダーベリー、カルダモンほか
価格:8600円
容量:700ミリリットル
【写真】ブランドの原点となるWien Gin。ジュニパーベリーを軸にした繊細でさわやかな味わいと、観光都市ウィーンの美学を映したアート性の高いエチケットが特徴のクラフトジン
■Klimt Wien Gin(クリムト・ウィーンジン)
ウィーン世紀末芸術を代表する画家、グスタフ・クリムトの世界観に着想を得た1本だ。五感で楽しむアートとして、エキゾティックな味わいを表現している。さわやかなスパイス感と、繊細で柔らかなテクスチャー、エキゾティックなニュアンスが特徴。
原材料:ウィーンジンの原材料、ラベンダー、イラクサの種、レディスマントルほか
価格:9500円
容量:700ミリリットル
ウィーン世紀末芸術の世界観を映した「Klimt Wien Gin」。画家グスタフ・クリムトに着想を得たエチケットが印象的で、さわやかなスパイス感とエキゾティックなニュアンスが広がるクラフトジン
■Wien Gin Violet(ウィーンジン・ヴァイオレット)
コロナのパンデミックをきっかけに誕生した銘柄で、1本販売するごとに売り上げの一部をウィーンのプラーター公園に寄付している。華やかで甘やかなフローラルの香りが印象的な個性派。ローズペタルを煮出して造ったローズウォーターを加え、植物由来の美しい色合いを表現している。
原材料:ウィーンジンの原材料、バジル、ローズペタル、スミレの根ほか
価格:9500円
容量:700ミリリットル
※着色料不使用。色味はすべて植物由来
ローズペタル由来の優しい色合いが目を引く「Wien Gin Violet」。華やかで甘やかなフローラルの香りと、植物由来の自然な美しさが特徴のクラフトジン
写真のピンク色はできたてのもので、時間とともにオレンジがかっていく
■輸入元エス・ブリュッケの想い。「食の架け橋」として
輸入元である株式会社エス・ブリュッケは、オーナーである牧野友光子が自らオーストリアへ足を運び、心に響いたものだけを厳選して輸入している。
社名のエス・ブリュッケは、ドイツ語で「食」を意味する語に由来する接頭辞(エス)と、「橋」を意味するブリュッケを組み合わせたもの。ワインやジンを通じ、日本の食文化とオーストリアの酒文化をつなぐ架け橋となることを目指している。商品は1本ずつ丁寧に検品、箱詰めされ、日本の消費者のもとへ届けられる。
今回の商品について、担当者に話を聞いてみた。
ーー商品のターゲット、狙いは?
日常的にジンを楽しまれている方はもちろん、バーや酒販店など、ジンを取り扱うプロフェッショナルの方々にも向けたクラフトジンです。特に、原料や香りの構成など、品質そのものに関心が高く、さまざまなジンを飲み比べていらっしゃった方に、ぜひ一度手に取っていただきたい1本です。流行や派手さではなく、飲み手の記憶に静かに残る味わいを求める方に向いています。
ーー商品の目玉は?
観光都市ウィーンの美学や文化を映したボトルは、バーの棚だけでなく、個人宅でもインテリアとして飾りたくなる存在感。飲み終えたあとも、空間のアクセントとして楽しめます。「クリムト・ウィーンジン」と「ウィーンジン・ヴァイオレット」は、スパイスや花のニュアンスを繊細に重ねた個性的な仕上がりで、ほかにはない表情を持ちます。定番とは異なる1杯を求める飲み手に、新しい選択肢を提示してくれます。
ーーユーザーへのメッセージは?
ジン好きの方に知っていただきたい、オーストリア発のクラフトジンです。普段オンラインでの販売ですが、春には、ウィーンジンを手に取っていただけるイベントが続きます。試飲会では、試飲もしていただけます。ぜひいらしてください。
■エス・ブリュッケ 春の試飲会
通常のワインラインナップに加え、Wien Ginの各銘柄の試飲提供も。
日時:3月7日(土)