
シェルのロゴ、ブリュッセルで2024年撮影 REUTERS/Yves Herman
[ロンドン 6日 ロイター] – 英石油大手シェル (SHEL.L), opens new tabのウェル・サワン最高経営責任者(CEO)は、同社を含む国際石油メジャーとカザフスタン政府との係争を受け、カザフでの新規投資を当面停止する方針を示した。
カザフは長年にわたり国際石油会社と対立しており、カシャガン油田とカラチャガナク油田の開発コストを巡り、開発事業者を相手取って国際仲裁を申し立てた。争点の1つはカラチャガナク石油開発コンソーシアムが運営する油田に関するもので、シェルは29.25%の権益を保有している。
ブルームバーグ・ニュースは先週、複数の関係筋の話として、カラチャガナク・コンソーシアムが仲裁で敗訴したと報じた。またロイターが取材した関係筋によると、ストックホルムの仲裁裁判所は開発コストについて、カザフスタン側の主張を認めた。裁定額は20億─40億ドルになる見通しだという。
サワン氏は5日のアナリスト向け電話会見で「カザフへの追加投資意欲には確かに影響する」と述べた。「カザフには依然として多くの投資機会があると考えているが、事態の行方がより明確になるまで様子を見る方針だ」と語った。
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