暮らしで使う洗剤を無添加石けんに切り替えたらどうなるのか?福岡県の離島の全住民が参加する実証実験が行われ、生活排水の汚れが少なくなったことが27日、報告されました。

◆一般家庭や小学校が3か月間“切り替え”
RKB坂本くるみ「島に住む約60世帯、140人全員が、台所用の石けんや無添加のシャンプーなどを使って3か月生活したということです」

実証実験は、北九州市に本社を置くシャボン玉石けんなどが実施したものです。福岡県宗像市の離島「地島」の一般家庭や小学校で去年9月から3か月間、洗剤を無添加石けんに切り替え、生活排水がどう変化するかを調べました。

◆処理場の微生物が増え、汚れ少なく
報告会では、下水処理場から海に放流される水の汚れが少なくなったことや、処理場の浄化槽で汚れを分解する微生物の量や種類が増えたことなどが示されました。

シャボン玉石けんは、「海や川の環境を守れるよう今後も貢献していきたい」としています。

6 Comments

  1. 洗濯機に石けんは使いにくい。
    槽のカビ、洗濯物の黄変などが起きやすい。
    気を使って、洗剤を温水で溶かす、すすぎを増やす、洗濯槽の掃除をこまめにするなど、
    対策しないと!
    環境にいい暮らしって、人間がより不便に暮らす事の対照でないと良いな!

  2. 石鹸ばっかりだとかえって下水が詰まりやすくなるって工事のおっちゃんに言われた事ある

  3. 石鹸だと油を包んで流す、中性洗剤だと油を浮かして流す。の違いで変化が出たのかな?よくわからん。
    分析した原理も教えてくれればいいのに。

  4. 界面活性剤入の洗剤を禁止して、琵琶湖を浄化した例と同じだね。

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