
米ニューヨーク証券取引所のフロアで8日撮影。REUTERS/Brendan McDermid
[ニューヨーク 8日 ロイター] – 米国株式市場は大幅高となった。米国とイランが2週間の停戦で合意したことを受けて安心感が広がり、市場心理が改善した。
主要3指数が取引開始直後から大きく上昇し、幅広い銘柄に買いが入った。
米国との交渉に関与しているイラン高官はロイターに対し、イランが米国との協議開始を前に9日、もしくは10日にも限定的かつ管理された形でホルムズ海峡を開放する可能性があると述べた。
ホライズン・インベストメンツのポートフォリオ運用責任者、マイク・ディクソン氏は「きょうの動きは予想通りで、まだやるべきことはたくさんあるが、市場はかなり安堵しただろう」とし、「事態がもっと悪化していた可能性も十分にあるため、最も大きな打撃を受けていた分野でリリーフラリー(安心感からの相場上昇)が見られる」と述べた。
ダウ工業株30種は昨年4月9日以来の大幅な上昇率を記録。S&P総合500種は3月半ば以来初めて200日移動平均線を上回った。
米連邦準備理事会(FRB)が公表した3月17─18日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、FRBの2%目標を上回る水準で高止まりするインフレに対抗するため、利上げが必要になる可能性があるとの認識が高まっていたことが分かった。2月に始まった中東での戦争によるインフレへの影響を踏まえたとした。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を5.67対1の比率で上回った。ナスダックでも3.05対1で値上がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は206億4000万株。直近20営業日の平均は194億2000万株。
LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場
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