ユニクロのガールズインナーシリーズ(左から: エアリズムコットンブレンドキャミソール胸二重、エアリズム ファーストブラ、エアリズムコットンブラキャミソール)

ユニクロは、成長期を迎える女の子の身体と心の変化に寄り添うことを目指し、ガールズ用「ファーストブラ」を一から見直し、「エアリズム ファーストブラ」をリニューアル発売した。3月25日に行われた「ファーストブラ リニューアル発表会」では、商品のリニューアルポイントおよび同社が実施したファーストブラに関する独自アンケートの調査結果を発表した他、産婦人科医の高尾美穂先生を迎え、思春期における身体の変化や、それにともなう不安、親子間のコミュニケーションの実態について、医師の知見を交えながら紐解いた。


ユニクロ グローバル商品本部キッズMD部部長の松崎里美氏

「当社は、女性のあらゆるライフステージに寄り添い、身体と心をやさしく支える快適なインナーウェアを提供してきた。今回、成長期特有の身体の変化に戸惑う女の子たちやその家族のストレスを少しでも軽減すると共に、女の子たちの心の成長にもっと寄り添っていきたいと考え、『エアリズム ファーストブラ』をリニューアルした」と、ユニクロ グローバル商品本部キッズMD部部長の松崎里美氏。「女の子がファーストブラを着ける時期は、身体の変化にともない気持ちも不安定で揺らぎがちになる。その中で、女の子たちが自然体で過ごせるように、また女の子を見守る家族にも安心して選べる商品を届けたい、そんな想いをガールズインナーとして形にした」と、リニューアルに込めた想いを語った。


エアリズム ファーストブラ

「今回のリニューアルにあたり、ファーストブラに関する独自アンケート調査を実施したところ、ファーストブラを選ぶ際に気になるポイントについて、子どもでは『苦しくない・痛くないこと』『素材の肌あたりがよいこと』『サイズが合っていること』『機能性(胸を支えられるか、揺れにくいなど)が上位に挙がった。また、母親では『サイズが合っていること』『素材の肌あたりがよいこと』『苦しくない・痛くないこと』『子どもが着替えのときに、友だちに見られても恥ずかしくないこと』が上位に挙がっていた。そこで、今年の春夏シーズン向け商品では、生地、パターン、構造のすべてを見直し、成長期の身体と心に寄り添う快適性と安心感を追求した」と、消費者の声をリニューアルに反映したという。


サイズごとのカップの形状比較

「全面リニューアルした『エアリズム ファーストブラ』は、ブラをつけているのを忘れるようなつけ心地と見た目に進化した。なめらかな肌ざわりのエアリズム素材と、シームレス仕様でゴムのないフラットなアンダーバストが、チクチクした不快感や締め付け感を軽減。また、カップについては、サイズ(140、150、160)ごとに形状を調整し、成長が早まっている現代の女の子に向けて、各サイズで対応できる大きさの幅を広げている」とのこと。


「エアリズム ファーストブラ」の背中

「背中は、部分的に一枚仕立てに変更することでムレにくく、伸びのよい生地が身体に自然にフィット。360度伸びる高密度ストレッチ生地によって極上のつけ心地を実現した。さらに、見た目にもこだわり、下着に見えづらいハーフトップデザインにすることで、学校生活や習い事でも安心して着用することができる」と、リニューアルのポイントについて説明した。


産婦人科医の高尾美穂先生

ここで、産婦人科医の高尾美穂先生をゲストに迎え、親子に向けたファーストブラに関する独自アンケート調査結果を踏まえて、「思春期の身体の変化と親子間コミュニケーション」についてトークセッションを行った。調査では、母親の約8割が「子どもは自分に相談する」と考えている一方で、子ども側で「母親に相談したい」と答えたのは約4割にとどまった。同率で「誰にもいいたくない」子どもも約4割にのぼり、親子間で“相談”に対する意識のギャップがあることが分かった。

この結果を受けて高尾先生は、「『変化があったら教えてね』と声をかけられる関係性を、日頃から作っておくことが大切だと感じている。母親は“関係性ができているから大丈夫”と思いがちな一方で、子ども側では身体の変化をきっかけに、反抗や拒絶ではなく“自立の始まり”として、相談の距離感が変わることがある。できれば、小学3年生くらいから、日常生活の延長で話題のきっかけをつくっておいてほしい」と、親子の意識ギャップを埋めるための関係性作りを提案した。

胸の変化に関する情報源として、「ChatGPT等の生成AI」に悩みを打ち明ける子どもが約2割にのぼっていたことについて、高尾先生は、「生成AIは『心配させない・評価されない・途中でやめられる』など、子どもにとって“安全な距離感の相談先”になり得ると感じている。大切なのは、AIを否定することではなく、子どもが『誰にもいいづらい背景』を大人が理解すること。AIに聞いたらどんな答えが返ってくるのか、ゲーム感覚で親子で一緒に試してみるのも、ひとつの寄り添い方だと思う」との見解を述べていた。


左から:ユニクロ グローバル商品本部キッズMD部部長の松崎里美氏、産婦人科医の高尾美穂先生

胸の変化について聞いた設問では、子ども側からは「トップスから胸の形が出るのが気になる」「透けないか気になる」「友だちとくらべて目立ちたくない」など、“周囲の目が気になる”という声が見られた。一方で母親側にも、“周囲の目から守りたい”という意識が表れており、親子ともに思春期に「見え方」への意識が高まる傾向が示唆された。この結果に高尾先生は、「子どもは、特に体育など白や薄手の体操服を着るシーンで不安を感じやすい。この時期のファーストブラやブラトップは、胸を支えるだけでなく、“目立たなくする”“安心して過ごせる”ことの意味が大きい」と、思春期に強まる“周囲の目”への意識に配慮した商品が求められると指摘。「ファーストブラについては、母親が“試着の大切さ”を重視する一方で、子どもは『自分に合うものがわからない』という漠然とした不安を抱えている。そのため、ユニクロのように服と一緒に選べる場所は、日常の延長で心理的ハードルが低く、まずは親子で一緒に“見てみる”こと自体に意味がある。また、売り場で多様なサイズのインナーに自然に触れることは、身体の多様性を知る機会にもなる」と、身近なユニクロで気軽にファーストブラを体験してほしいとアドバイスしてくれた。

最後に高尾先生は、「胸が大きくなることは身体の成長の第一歩であり、子どもが自分の身体について考え、自分でどうしたいか選択することを、周囲の家族や大人がサポートしていくことが大切。恥ずかしさや戸惑い、時には嫌悪感を抱く女の子もいると思うので、ファーストブラを選ぶという行為が、『自分の身体を大切にしていいんだ』と感じられる“セルフケアの最初の一歩”になってほしい」と、思春期の身体の変化に向き合う親子に向けてメッセージを送ってくれた。

[小売価格]1500円(税込)
[発売中]

[アンケート調査概要]※マイナビによる実施
調査内容:ファーストブラPRリリースのための調査(子ども向けアンケート)
調査方法:インターネットリサーチ
実施期間:2月10日(火)〜2月18日(水)
調査対象:小学4年生〜中学2年生の女児
居住地:全国
有効回答数:100名

調査内容:ファーストブラ PR のための調査(母親向けアンケート)
調査方法:インターネットリサーチ
実施期間:2月12日(木)〜2月15日(日)
調査対象:30歳〜59歳の小学4年生〜中学2年生の女児がいる母親
居住地:全国
有効回答数:300名

ユニクロ=https://www.uniqlo.com/jp/ja/

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