
写真は2025年4月、上海で撮影。REUTERS/Go Nakamura
[26日 ロイター] – 中国は一部の大口投資家に対する株式保有規制の緩和を検討している。関係筋が明らかにした。景気減速で打撃を受ける商業銀行の資本調達手段を広げる狙いがある。
関係者によると、国家金融監督管理総局(NFRA)は1月、一部の銀行関係者と会合を開き、規制緩和の可能性について協議した。
2018年に導入された現行の規則では、1つの投資家が5%以上を保有する主要株主となれる銀行は2行までで、支配的な持ち分を保有できるのは1行に限られている。NFRAは一部の株主が追加で1─2行の主要株主になることを認める方向で検討しているという。
株主が銀行の保有比率を引き上げるには、NFRAの承認が必要となる。規制当局は株主の適格性に加え、銀行の資本ニーズの切迫度も個別に審査する見通しだ。
別の関係者によると、大手国有保険会社による銀行株保有についても規制緩和が検討されている。保険会社の資金が中小規模の銀行に向かうことが期待されている。
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