
写真は東京海上ホールディングスのロゴ。2019年10月、東京で撮影。REUTERS/Kim Kyung-Hoon
ナショナル・インデムニティーが東京海上の発行済み株式2.49%を取得する。東京海上は2874億円に相当する自社株4820万株を割り当てる。希薄化の影響を抑えるため、4-9月に発行済み株式の2.6%を上限とする自社株取得を行うことも決めた。調達する2874億円を充てる。
東京海上の取締役会の事前承認なしに同社株を9.9%を超えて取得することはできないことでも合意している。
東京海上は、バークシャー・ハサウェイ側による出資は中長期的な企業価値向上を通じた投資リターンを見据えたものと聞いていると説明。ナショナル・インデムニティーの強固な財務基盤と保険・再保険分野での豊富な引き受け経験と、自社のグローバルな保険プラットフォームなどを結集するものだとコメントした。
ナショナル・インデムニティーは東京海上グループが創出する保険ポートフォリオの一部を引き受けるほか、M&Aなどによるグローバルな共同投資を通じて両社の持続的な事業拡大を推進するとしている。
バークシャーによる投資では、日本の5大商社の株式保有比率が25年末時点で10%前後に達している。ナショナル・インデムニティーを通じた大量保有が判明したのは20年8月で、長期保有を目的に当初は9.9%まで増やす可能性があるとしていたが、その後持ち株比率の上限について「適度に緩和」することで5社と合意した。
バークシャーは著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いてきたが、25年末に最高経営責任者(CEO)から退き、グレッグ・アベル氏が今年1月1日付で新CEOに就任した。
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