進化の著しいブライトニング分野。今年のトレンドは?
では2026年の最新ブライトニングは、どこがどう変わったのか。美をエビデンスベースで解き明かすスキンケア・サイエンスコミュニケーターの次田哲也氏がレクチャーする。
「まず注目すべきは、くすみに対するアプローチです。くすみは複雑な要因がレイヤーで絡んでいるので、一つの要因にフォーカスしても結果が出にくいもの。今年は各ブランドが、見た目の肌状態の色や光で要素を分解・整理し、それぞれの原因に対応するエキスや成分を見つけています。たとえば**エピステームは、赤は炎症や毛細血管拡張、黄色は糖化AGEs、灰色は古い角層の重層化と分析し、1つの美容液で、3つの色トラブルをケア**。ほかに、黄色を酸化した脂質とタンパク質が結びつくカルボニル化、青を血流の滞りと位置付けているブランドも」
年齢を重ねるほどくすみは手強く深刻になる。血流の低下や糖化など内的要因も絡んでくるので表面的なケアだけでは不十分。一歩踏み込んだ多角的なアプローチが必要だ。
「別の視点では、細胞の能力を高め角層を健康な状態に整えてバリア機能を強化することで、紫外線ダメージを跳ね返すブライトニングも。保湿やターンオーバーの改善などベーシックなケアもくすみ対策に不可欠です」
くすみだけではない。バリア機能が低下すると古い角質が蓄積して角層が厚くなり、シミの根が作られやすいことを突き止めたSK – IIは、表皮バリアの回復を促しシミを根本的に解決しようとチャレンジする。


