出典:日経クロステック、2026年1月7日
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
Q.20代エンジニアです。年末は12月30日まで勤務しました。管理職のリーダーから「若手を除いて、勤務可能な人は休日出勤してほしい」「プロジェクトが遅れ気味で挽回しておきたい」と協力依頼があったためです。私は若手ですが、自ら手を上げて出勤しました。リーダーを信頼しており大好きだからです。遅延していても、プロジェクト内の雰囲気はとてもよいです。正月もリーダーは仕事をしていたようです。開発環境下のドキュメントやメールで分かります。リーダーは「自分に残業時間は無関係(勤怠システムに入力していない)なので気遣い不要」と言い、一番働いています。健康面が心配です。
年末年始やゴールデンウイーク中の出勤は嫌なものです。筆者もシステムトラブル対応による出社経験があります。
請け負いによるシステム開発には納期があります。特に本番稼働前の数カ月間は多忙となる傾向にあります。質問者のプロジェクトは、4月に本番を控えているとのことです。
最終日の12月30日まで自社メンバー(8人)全員と協力会社のエンジニア3人が出勤したそうです。同日は仕事を早めに切り上げて、全員で仕事納めの忘年会をして楽しかったと言います。「プロジェクト内の雰囲気はとてもよい」ということが、よく分かります。リーダーの人柄によるものであるのは明らかです。
プロジェクト内のチーム状況を聞くと、皆が相互協力する、筆者の理想とする現場です。ホッとして心が温かくなりました。
リーダーは自分のために残業時間を入力すべき
管理職の中には、いつも定時間勤務の入力で済ませている人がいます。残業手当や休日出勤手当が付かないからです。このリーダーも同様です。「残業」や「労働時間」という意識が薄れているのです。
残業を含めた勤務終了時刻を入力しない管理職は昔からいます。恥ずかしい話ですが、筆者もその1人でした。IT企業に勤務していた頃の昔のことです。単純な入力で済む既定値(定時の開始・終了時刻)にしていたものです。
質問者は、過重労働にあるリーダーの健康を心配しています。以下は、このリーダーへのアドバイスです。
部下から信頼される上司は、自ら無理をする傾向にあると思います。このリーダーには、残業時間を含めた実態の労働時間を入力することを強烈にお勧めします。自分のために入力するのです。その理由は後述します。
仮に、勤怠管理システムへの入力において、会社指示や慣習による定時入力を原則としている会社があったとします。その場合は、完全なるブラック企業に勤務していますので、早く見切って退職したほうがよいです。
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