
3月3日、アラブ首長国連邦フジャイラの沖合に停泊するタンカー。REUTERS
[ワシントン 3日 ロイター] – トランプ米大統領は3日、米国際開発金融公社(DFC)に対し、ペルシャ湾を航行する海上貿易に政治リスク保険と金融保証を提供するよう指示したと明らかにした。また、必要なら米海軍がホルムズ海峡を通過する石油タンカーの護衛を開始する可能性もあるとした。
中東の紛争激化により主要航路の航行リスクが高まる中、エネルギー価格の上昇を抑制し、石油市場の安定化を図る。
トランプ氏は交流サイト(SNS)への投稿で「いかなる状況でも、米国は世界へのエネルギーの自由な流通を確保する」とし、今後さらなる措置を講じる考えを示した。
また記者団に対し、米国民は短期間、原油価格の上昇を経験するかもしれないが、「この事態が終息すれば、価格は以前よりもさらに下落するだろう」と述べた。
エネルギー価格の高騰が続けば、11月の中間選挙で共和党候補に打撃となる可能性がある。
船舶追跡会社ボルテクサのシニアアナリスト、ロヒット・ラトード氏は、トランプ氏の措置では広範かつ安全な航行には不十分かもしれないが、一部の船舶は通過できる可能性があると述べた。
「攻撃は依然として発生する可能性がある」と指摘。「現実的なシナリオは、保険料が高止まりする一方で、個々のプレーヤーが例外措置を得るためイラン側と個別に取引を行うことだ」と述べた。
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