妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちの本当の苛立ち、あふれんばかりの悩みとは? 専門家の解説を元に、リアルな事象に切り込んでいく。それが『女たちの事件簿』
幸田聡子さん(仮名・51歳)は、自身が経営する喫茶店で8年ほど前から、月に一度「こども食堂」を運営している。地域貢献のために始めた活動だったが、最近、ある家族に対して拭いきれない違和感を抱くようになった。
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「私自身、子どもがおりませんので、少しでも社会に貢献できればと仲間と始めました。近隣の方々から寄付していただくお菓子や食材に助けられながら、なんとか続けています。コロナ禍にはお弁当の配達も行いましたし、現在は余った食材を配るフードバンク的な取り組みも併行しています」
聡子さんの運営するこども食堂では、入店に厳格な制限は設けていない。
「『困窮家庭を優先します』とは明記していますが、基本的には先着順の事前申し込み制です。だいたいいつものメンバーが集まるのですが、ここ最近、少し変化がありました」
それは、
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