[サンフランシスコ 24日 ロイター] – 米新興企業アンソロピックは24日、自社の人工知能(AI)エージェント「クロード・コワーク」と外部の主要ソフトウエアを連携させて顧客の業務効率化を進める新たなプラグイン(追加サービス)を公表した。

これにより金融分野でのディールの検証やポートフォリオ分析、人事分野での評価資料作成といった形での業務支援が可能になる。

新プラグインの開発パートナーにはLSEG(LSEG.L), opens new tab、ファクトセット(FDS.N), opens new tab、セールスフォースのスラック、ドキュサイン(DOCU.O), opens new tabなどが名を連ねている。
ロイターやRBCウエルス・マネジメント(RY.TO), opens new tabを傘下に置くトムソン・ロイター(TRI.TO), opens new tabを含めたさまざまな企業は、アンソロピックによって稼働するAIエージェントを利用できる。
アンソロピックが追加サービス公表、外部主要ソフトとの連携で業務支援

写真は、アンソロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)。1月20日、スイスのダボスで撮影。REUTERS/Denis Balibouse

この発表を受けてセールスフォース、ファクトセット、ドキュサインの株価が軒並み上昇。投資家はソフトウエア株底入れの兆しを改めて探っている。

先月には、アンソロピックが新たな法務ツールを公表したことをきっかけに、幅広いソフトウエアがAIに代替されるとの懸念から関連銘柄が世界的な売りを浴びた。

しかしアンソロピックの法人向け製品責任者を務めるスコット・ホワイト氏は、クロードにとってのゴールは顧客に取って代わることではなく、より良い成果を提供することだと強調。「これはあらゆる作業フローを独占しようとする製品ではない。われわれが提供するのはインフラとインテリジェンスで、パートナーや顧客が自らのビジネス知識や専門性、構築してきた信頼関係、そして顧客をこの方程式(枠組み)に持ち込めるようにしている」と語った。

ノース・スター・インベストメント・マネジメント(シカゴ)のエリック・キュービー最高投資責任者(CIO)は「企業がアンソロピックと提携する動きを前向きに捉えている。これが議論の次の段階になるかもしれない」と指摘。「議論は『破壊的変化』から『具体的な活用事例』『ビジネスへの利益』へと移行する可能性がある」と語った。

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