ミラノ・コルティナ冬季五輪第8日 スノーボード   男子ハーフパイプ決勝 ( 2026年2月13日    リビーニョ・スノーパーク )

<ミラノ・コルティナ五輪 スノーボード男子ハーフパイプ決勝>金メダルを手に笑顔の戸塚優斗(撮影・小海途 良幹)
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 スノーボード男子ハーフパイプ(HP)決勝が行われ、3大会連続出場の21年世界選手権覇者・戸塚優斗(24=ヨネックス)が95.00点で金メダルを獲得した。11日の予選はトリプルコーク(TC)1440を決めて2位通過。決勝2回目でトリプルコーク(TC)1440のコンボ(2連続)を成功させ、ハイレベルとなった決勝でも攻めの姿勢で“3度目の正直”を果たした。22年北京大会の平野歩夢に続き、日本勢2大会連続の金メダルとなった。

 「ピカピカだし重いし、この重さ以上のものが詰まってるなって」

 ようやく手にした金メダル。表彰台では感極まり、うれし涙があふれた。「本当に夢の一つが叶ったというか、五輪はうまく滑れなくて、ずっと苦しんできたが、やっとこの何年かやってきたことが報われたというか、結果として出たなと思う」とうなずいた。

 表彰台の中央に立ち、「本当に、涙出ちゃいました。感動したし、何回も辞めよう辞めようと思ったけど、いろんな人に支えられてここまで来られて、感謝している」と振り返った。

 指先にはゴールドに輝くネイルも。決勝前日に金メダルへの思いを込めたことを明かし、「すごく合ってるんじゃないですかね、このメダルと」とはにかんだ。

 試技1回目は途中でバランスを崩しかけたが、持ち直してフルメーク。91.00点をマークし、2位につけた。試技2回目は難易度を上げ、トリプルコーク(TC)1440のコンボ(2連続)を成功させた。95.00点と得点を伸ばし、トップに立った。メダルを確定させて臨んだ3回目は、最後のトリックで転倒したものの、逃げ切った。

 初出場だった18年平昌五輪は決勝2回目に激しく転倒し、11位。22年北京五輪は10位。4年に一度の五輪は、戸塚にとって屈辱と苦い思い出だけが残る舞台だった。“3度目の正直”でようやく一番輝くメダルを手にした。

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