妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちの本当の苛立ち、あふれんばかりの悩みとは? 専門家の解説を元に、リアルな事象に切り込んでいく。それが『女たちの事件簿』

河本さつきさん(仮名・49歳)は、以前勤めていた会社で、新入社員の親から抗議の電話を受けた経験があるという。その理由は、今の時代を象徴するような意外なものだった。

Yahoo! 配信用パラグラフ分割

「『最近の若い子は……』なんて言いたくはありませんが、思わず口から漏れそうになることもしばしば。自分自身も『老害』だと思われないよう、気を引き締める毎日です」

さつきさん自身も、大学生と高校生の子を持つ母親だ。

「なんとかここまで育ってくれて安心しています。ここからは自分の力で生きていけるよう、ある程度の距離を持って接していきたいと考えています」

だからこそ、さつきさんは昨今の過保護とも取れる親の対応に疑問を抱いている。

「もともと勤めていた会社では『オヤカク(親への確認)』を導入していました。内定者の親に入社の承諾を得る、親への確認を略した言葉です。さらに

Write A Comment