オーラリングの台頭、 ディオール も参入。ウェルネス市場の広がりは「ロンジェビティ(健康寿命)」がカギに

端的にいえば、現在はより多くの消費者が自分の健康状態をトラッキングすることに強い関心を持ち、実際に効果のあるプロダクトはどれなのかを知りたがり、特定の主張についてこれまで以上に厳しく精査するようになっている。

こうした変化を受け、ブランド側もそれにどう対応すべきかを模索している状況である。

こうした点は、4日にModern Retail+およびGlossy+の購読者限定で開催された、バーチャルイベント「Health&Wellness Trends Town Hall」から得られた大きな収穫のひとつであった。

同イベントでは、Modern Retailの記者や編集者が、2026年注目しているヘルス&ウェルネス分野のトレンドや、2026年注目されると予想される成分やサブカテゴリー、逆に勢いを失うとみられる分野について共有した。

また、消費者の健康やウェルネスに対する考え方が全体としてどのように変化しているのか、そしてブランドがそれにどう対応しているのかについても掘り下げられた。

2026年は「健康寿命」とラグジュアリー化するウェルネスが主要トレンドに

エックスアールシー・ベンチャーズ(XRC Ventures)の最新レポートによると、ロンジェビティに関する世界的な検索関心は、2025年11月に月間約490万件に達し、前年同月比で4倍に増加した。

「これは本当に際立った数字で、この分野がいかに新しい領域であるかを示している。ブランドがロンジェビティに関して、人々が何に関心を持っているのかをどう見極めていくのか、とても興味深い」と彼女は述べている。

Modern RetailおよびGlossyの編集長であるジル・マノフ氏は、ウェルネスがよりラグジュアリーな領域へと移行しつつある点や、大手ブランドがそれに合わせて提供内容を調整している動きに注目している。

たとえば2025年、ディオール(Dior)は初となるウェルネスリトリート(心身のリラックスを目的としたツアー)を開催した。

「ラグジュアリー消費者は、きらびやかなモノから、健康や長寿を支えることを目的としたウェルネス体験やプロダクトへと支出をシフトさせている」と彼女は語る。

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