スターシェフの店から、エミラティたちが集まるローカルの店まで、さまざまなレストランがひしめくドバイ。ドバイがグルメシティとして進化し、一気に加速したのは最近のこと。
背景にはドバイが観光地やビジネスの場所として積極的に他国の人を受け入れてきたことがある。現在、ドバイで働くのは約200の国籍の人々。ゆえに、もともとあったアラビア料理に加え、世界から集まる観光客やビジネスパーソンのためにさまざまな国のレストランが発展してきた。
近年、ますますドバイにビジネスチャンスを求める国外のシェフたちも多く集まり、その結果、舌の肥えた観光客がドバイを目指して訪れるという循環が生まれ、短期間で美食のレベルが驚くほど跳ね上がったのだ。
レストランシーンの盛り上がりに合わせるように、2022年、ミシュラン ガイドが発刊。2026年2月に発表になった、「MENA’s 50 Best Restaurant(中東・北アフリカのベストレストラン)」では、上位50軒のうち21軒をドバイが占めていることからも、“美食のデスティネーション”として定着していることが伺えるだろう。
そして近年注目されているのは、ほぼ無名でドバイにやってきて、キャリアを積み、成功したシェフのレストランやローカル食材を使った地産地消に取り組むレストランだ。


