グリンダ・ピンクを貫く、徹底したスタイル哲学

2026年のアワードシーズンを代表する最有力有力候補のひとり、アリアナ・グランデ。『ウィキッド 永遠の約束』で助演女優賞キャンペーンを展開中の彼女は、今後数か月にわたり数々のステートメントルックを披露することが予想される。だが、そこに“グリンダ・ピンク”への愛が失われることはなさそうだ。

「今夜もメソッド・ドレッシングを貫いた」。そんな言葉がぴったりの装いで、アリアナはサンタモニカで開催された2026年クリティクス・チョイス・アワードに登場。身にまとったのは、キャラクターを象徴するあの淡いピンクだった。

『ウィキッド』2部作のプロモーションを通して、アリアナは一貫してグリンダ・ピンクを愛用してきた。スクリーン上のシュガリーでロマンティックなワードローブを思わせる、プリンセスライクなドレスの数々は、その象徴だ。

この夜、彼女が選んだのはアルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERETTI)によるカスタムメイド。ピンクサテンのオフショルダーガウンに、全面刺繍が施されたフルレングスのケープを重ね、ドレスの流れと存在感をドラマティックに強調した。

一方で、ビューティはあくまで“OGアリアナ”。フェミニンなドレスとは対照的に、彼女らしい洗練されたヘアとメイクで全体を引き締めた。なかでも注目したいのが、2026年を象徴する2大ヘアトレンドを同時に取り入れていた点だ。

ひとつは、作り込みすぎないナチュラルなツヤ感。もうひとつは、顔立ちを際立たせるミニマルなシルエット。グリンダ・ピンクという甘さをまといながらも、決して“可愛い”に寄り切らない。この絶妙なバランス感覚こそ、今のアリアナを物語っている。

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Photo: Getty Images

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