STORY編集部(以下同)ーー爆発的ヒットをされた当時を振り返られていかがですか?
ヒットした時、そこがゴールではなく通過点だと思うようにしていたので、ヒットを出し続けなければいけないっていう次の課題が常にあって、安心できた日は1日もなかったです。気持ち的に休まらないというか。テレビでの立ち振る舞いとか、雑誌の撮影も棒立ちじゃダメとか、初めて知ること、初めて経験することが多すぎて…もう当時はいっぱいいっぱいでしたね。
安心したり浮かれたりする余裕もなかったし、メンタルも崩れまくっていました。何度も怒られましたし、自分の上手くいかなかった事、至らなかった事の改善も必要なんだけど、忙しすぎて向き合う時間すらなく、見なかったことにするしかないという…。でも、そういうモヤモヤってどんどん溜まっていくじゃないですか。
当時の状況を思い返すと、ちょっと辛かったなっていう事は多くって。限界に達したままずっと走っていたというか。なので、子どもができたと分かった時は、不安というよりも「一旦立ち止まれる…」と安心する気持ちがありました。

ーー今後の目標を教えてください
ジブリの声優やりたい!ジブリ大好きなんです。表立って名言はしていませんが、実は今って私の中では活動休止中で。変わらず楽曲は作り続けているし、提供したりもしているので、完全に休止ってわけではないんですが、裏方っていうのを主としてやっていく期間なんです。大々的に宣言しちゃうと「絶対に休まなきゃいけない」ってなるけど、楽曲提供するかもしれないし、自分にマッチした曲が出来たら歌うかもしれないし、っていうスタンスでいたいなと。ママ友がライブを観にきてくれたりすると「元気がでた!」とか、「曲がリリースされた当時を思い出してすごい楽しかった!」とか言ってくれたりするんです。
突出したものがない自分だけど、私にも誰かを喜ばせることができるんだ、というのはとても嬉しいし、ありがたいことだなと思いますね。
人生の目標でいうと、体が元気なうちに世界旅行をしたいです!もっと世界のいろんなものを見たい、自分に刺激も与えたいと思って。子どもがあと数年したら高校を卒業するので。卒業や成人のタイミングで、3〜5年後には、期間を決めないで海外生活をしてみたいと思っています。
大塚 愛さんprofile 1982年生まれ。大阪府出身。4歳から18歳までピアノを習い、ピアノレッスンの一環で15歳から作詞作曲を始める。2002年にavexに「さくらんぼ」を含む自作のデモを送ったことで事務所の目に留まり、翌2003年「桃ノ花ビラ」でデビュー。続く「さくらんぼ」でブレイクを果たす。女性誌ンガーソングライターとして多数のヒット曲を手掛けるほか、楽曲提供や絵本作家、イラストレーションなどマルチな才能を発揮している。2019年から油絵を始め、今年、自身初となる個展も開催された。
衣装は全て本人私物
撮影/中田陽子 ヘア・メイク/塚本久美 取材/渡邊景子
![大塚 愛さん(43)大ヒットの裏の心休まらない日々「限界に達したままずっと走っていた」 – STORY [ストーリィ] オフィシャルサイト 大塚 愛さん(43)大ヒットの裏の心休まらない日々「限界に達したままずっと走っていた」 – STORY [ストーリィ] オフィシャルサイト](https://www.wacoca.com/life/wp-content/uploads/2026/02/0D8A4440_1-1-e1766832926594.jpg)