厚生労働省は、インドで感染が確認されたニパウイルスについて、「国内における感染リスクは低い」との専門組織の評価結果を公表した。主にオオコウモリを介し感染が広がるが、国内にウイルスを保有するコウモリの報告はなく、日常で容易に人から人に広がる感染症でないとしている。
同省所管の専門組織、国立健康危機管理研究機構によると、ニパウイルスは南アジアなどに生息するオオコウモリが持ち、接触やその体液に汚染された果実の摂取で人は感染する。感染すると発熱や頭痛のほか、進行すると意識障害が出て死に至ることもある。
世界保健機関(WHO)によると、インド東部で1月、感染者2人が報告されたが、これまでに感染拡大は確認されていない。

