冬になり空気が乾燥しているにもかかわらず、ハンドクリームを使う頻度は下がっていた。理由は単純で、塗った直後のベタつきがどうしても気になるからだ。特にスマートフォンやキーボードを触るたびに跡が残るのが小さなストレスだった。なんとかベタつきを避けつつ保湿できないものかと思っていたときに見つけたNARIS UPの「セラミュ 水感ハンドジェリー」がこの課題の正解と思えるアイテムだった。
「ハンドジェリー」という選択肢
NARIS UP「セラミュ 水感ハンドジェリー レモンの香り」税込660円撮影:森亮太
NARIS UPの「セラミュ 水感ハンドジェリー」は、商品名にもある通り、一般的なクリームとは異なるジェリー状のハンドケアアイテムだ。「すぐスマホ触れる」という分かりやすいパッケージの文句が目に入り、購入してみることに。チューブタイプで量の調整がしやすく、持ち運びにも向いている。レモンの香りと無香料の2種類があり、今回はレモンの香りを選んだ。
撮影:森亮太
実際に手に取ってみると、粘度はかなり低め。クリームというよりも美容液に近く、手に出した瞬間からみずみずしさが伝わってくる。両手に広げるとスッと伸び、数秒で肌表面のぬめりが消えた。
ベタつきはどこまで抑えられるか
撮影:森亮太
驚いたのは、塗った直後にスマートフォンを操作しても、本当に画面に指紋がほとんど残らなかったことだ。これまでのハンドクリームでは考えにくい体験だった。
撮影:森亮太
念のため、通常時よりもしっかりと親指でベタベタ触るように操作してみたが、それでも指紋が残らなかった。また、キーボードやマウスを触った場合もぬめりを感じず、普段通りの感覚のまま保湿ができた。これはオイルフリー設計のため、肌表面に油膜を張らずに保湿成分がすぐに浸透してくれるからだろう。家事の合間やパソコン作業中、ゲームの途中など、塗ってすぐ次の動作に移りたい場面でも気兼ねなく使えるのが嬉しい。
撮影:森亮太
塗布後に手がサラッとするので、紙類や布製品を触っても不快感がないのもうれしい。保湿力については、やはりクリームと比べると持続性などは劣ってしまうものの、乾燥で突っ張る感じはしっかり抑えてくれる印象だ。手洗いの回数が多い日や、軽い乾燥対策としては十分だろう。重度の手荒れ対策というより、こまめに塗り直して使うタイプのハンドケアに向いていると感じた。
香りはレモンを基調とした爽やかな柑橘系だが、ほのかな甘さも感じられた。清潔感のある香りではあるものの、レモンのさっぱりとした香りだけを想像していると印象が異なるかもしれない。この点は好みが分かれそうだ。香りが気になる人は無香料タイプを選ぶのも1つの手だろう。
撮影:森亮太
ベタつきやスマートフォンを使う際の不快感を理由にできていなかったハンドケアを、快適なままかなえてくれた「ハンドジェリー」。価格帯も手頃なので、自分と同様にベタつきを理由にハンドケアを避けてきた人にはぜひともおすすめしたいアイテムだと感じた。

