「RPGあるある 盗賊の性」01
【4コマ漫画】本編を読む→RPGあるある
魔物と戦う勇者パーティー。しかし、そこでは強大なモンスターとの死闘だけでなく、もうひとつの“戦い”が繰り広げられていた!?津夏なつなさん(@tunatu727)は、漫画経験ゼロから「4コマ1000本ノック」と題し、X(旧Twitter)上で毎日オリジナルの4コマ漫画を投稿して人気を博すクリエイターだ。今回は、RPGプレイヤーなら思わず「あるある」とうなずいてしまう作品『RPGあるある 盗賊の性』について、津夏さんに話を聞いた。
「RPGあるある 盗賊の性」02
871本目「RPGあるある 勇者の直感」01
871本目「RPGあるある 勇者の直感」02
■村の平和より「レアアイテム」
『RPGあるある 盗賊の性』は、手負いの魔物にとどめを“刺せない”勇者一行を描いた4コマ漫画だ。「もってくれ…ッ!!村…ッ!!」と、傷ついた魔物に蹂躙(じゅうりん)される村を歯がみしながら見つめる勇者。村人が早くとどめを刺すよう懇願するなか、勇者が待っていたのは、パーティーメンバーの盗賊がモンスターからアイテムを盗むチャンスだった――。
戦闘中のモンスターからアイテムを盗めるなら、しかもそこでしか手に入らないようなレアアイテムがあるなら、なおさら粘ってしまう。まさにRPGの「あるある」なシチュエーションを物語に反映させた作品だ。
■「ぬすむ」成功までの泥仕合
津夏さんは着想について、「どんなに緊迫した状況の戦闘シーンでも、モンスターがレアアイテムを持っているならば盗まずにはいられない!多くの人がRPGをプレイするなかで経験したであろう状況をネタにしてみました」と語る。「『ぬすむ』が成功するまでモンスターを倒してしまわないよう、ひたすら防御して耐えたり、たまに回復したりという泥仕合のような光景。それを『一刻も早く退治してほしい』と願う村の人たちは一体どんな気持ちで見ているんだろうと、実際にゲームをしているときにふと思ったんです。この状況、最悪だろうなと(笑)」
読者からは「これからこのシチュエーションになるたびに罪悪感がやばい」「まさにあるある」といったツッコミが殺到したという。
■ゲームの「矛盾」を漫画に
自身も大のRPG好きだという津夏さん。「実際にゲームをプレイしながら感じた矛盾や、シーンの裏で起きている描かれることのない事柄などを勝手に想像したりして、4コマのネタにすることがあります。息抜きにゲームをやりながらネタも思いつけるので一石二鳥ですね」と笑う。
読者からの反響については、「共感の声が多かったのが純粋にうれしかったのですが、いつの間にかリプライ欄がいろんなゲームの『あるある』を言い合う場になっていたのがおもしろかったです」と振り返る。本作は、津夏さんがX上での反響もまとめた無料の電子書籍『よりぬきRPG4コマ集 4コマ1000本ノック』にも収録されている。
取材協力:津夏なつな(@tunatu727)
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