
本心ではすでに彼氏への愛情は醒めているのに、クリスマスにはとりあえず「楽しんでいるふり」をしてしまう人は少なくないようです。世の女性は、はたしてどのようなときに「私、無理してるかも」と気づくのでしょうか。そこで今回は、10代から20代の独身女性に聞いたアンケートを参考に「彼氏とのクリスマスデートで『醒めてる自分』を感じた瞬間」をご紹介します。
【1】上機嫌な彼氏の隣で「とにかく早く帰りたい」という思いが抑えきれなかったとき
「相手が楽しそうにしてればしてるほど、『私はそうでもない』という気持ちが募る」(10代女性)というように、彼氏の気持ちに反比例してつまらないと感じた瞬間に、「醒めてる自分」に気づくパターンです。とはいえ、いきなり別れ話を切り出すのもかわいそうなので、当日はそのままやり過ごしましょう。
【2】食事が終わり、長い夜を過ごすことになって「エッチしたくない」と気づいたとき
「もう愛情も何もないですよね…」(20代女性)というように、デートのあとでエッチをしたくないと気づいた瞬間に、「醒めてる自分」に気づくパターンです。ホテルを予約していなければ「体調が悪いから…」と帰ってしまったほうが、無駄に心が傷つかないで済みそうです。
【3】彼氏といても上の空で「家でクリスマス特番を観たかったな」と考えてしまったとき
「録画してくるの忘れた!とか考えて、最低ですね」(20代女性)というように、デートよりテレビのほうが面白いと感じた瞬間に、「醒めてる自分」に気づくパターンです。家族や友達に頼んで無事に予約が完了したら、そのあともデートを続けて楽しいかどうか考えてみたほうがよさそうです。
【4】幸せそうにしているほかのカップルを「うらやましいな」と思ったとき
「自分もデートしてるのに、ほかのカップルに目がいったらおしまい」(10代女性)というように、幸せそうなカップルに羨望を抱いた瞬間に、「醒めてる自分」に気づくパターンです。「彼氏といるときに知り合いに会いたくない」というのも、似たような状況かもしれません。
【5】ディナー代やホテル代を「もったいない」と感じたとき
「2人で楽しむコストをケチり始めたら末期症状かも」(20代女性)というように、デート代をもったいないと感じた瞬間に、「醒めてる自分」に気づくパターンです。まだキャンセルができるタイミングなら「金欠でヤバい」と取り消してもらうのもありでしょう。
【6】プレゼントを渡しながら「もう少し安いのにすればよかった」と後悔したとき
「ボーナスも出なかったのに、なに頑張ってんだと」(20代女性)というように、プレゼント代が惜しく感じた瞬間に、「醒めてる自分」に気づくパターンです。すでに渡してしまったものは仕方がないので、これからの付き合い方を考え直してはいかがでしょうか。
【7】待ち合わせに向かうのが「なんか気が重い…」とおっくうだったとき
「これから楽しいイベントが待っているのに…おかしい」(20代女性)というように、デートの待ち合わせに行く足取りが重い瞬間に、「醒めてる自分」に気づくパターンです。思い切って「電車が止まって遅刻するかも」などと連絡して、相手の反応や自分の本心を見極めてみるのもよいかもしれません。
【8】服を選んだりメイクをするのに「正直面倒…」と気合が入らなかったとき
「相手の前でキレイでいたいと思わない時点で終わってる」(10代女性)というように、おめかしがしんどくなった瞬間に、「醒めてる自分」に気づくパターンです。おしゃれが楽しくないような恋に未来があるのか、あらためて自問したいところです。
【9】デートよりもほかのお誘いやイベントに「おもしろそうだな」と心が動いたとき
「彼氏といるより別の過ごし方のほうが楽しいってヤバくないですか?」(20代女性)というように、本命とのデートよりほかのイベントに心惹かれた瞬間に、「醒めてる自分」に気づくパターンです。モヤモヤが続くようであれば、いっそ彼氏との予定を変更して自分の気持ちを探ってみてはいかがでしょうか。
いずれにせよ、自分の気持ちが決定的ならば、「別れ」は不可避なので、どのタイミングで切り出すか慎重に考えたほうがよいでしょう。(熊山 准)
