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年齢を重ねると気になり始める「くびれのなさ」や「上半身のもたつき」。実はその原因のひとつが、背中の大きな筋肉「広背筋(こうはいきん)」のこわばりです。姿勢の崩れや血流の滞りを招き、ウエストまわりが寸胴に見えることも。そこでおすすめなのが、1日3分でできる簡単ストレッチ。背中を伸ばすことで姿勢が整い、自然とお腹まわりが引き締まるうれしい効果が期待できます。
広背筋が硬いと“寸胴体型”に見える理由
広背筋は、背中から脇腹にかけて広がる上半身最大の筋肉。この筋肉が硬くなると背中が丸まり、骨盤が後傾してお腹が前に出やすくなります。その結果、ウエストのくびれが消え、体全体が寸胴に見える原因に。
さらに、血流が滞ることで代謝が低下し、脂肪がつきやすくなる悪循環も生まれます。日々のデスクワークやスマホ姿勢でこり固まりやすい部分だからこそ、ストレッチで定期的にゆるめてあげることが大切です。
広背筋にアプローチする簡単ストレッチ
(1)床の上にあぐらをかいて、右手を床に着き、左腕を天井方向に伸ばす

(2)右ひじを曲げながら、左ひざを支点にして上体を右方向へ倒し、倒しきったところ(右ひじから下が床に着いたところ)でゆっくり呼吸しながら20秒間キープする

▲体を倒した時に上方に伸ばした腕を脇から離すイメージで曲げると、二の腕と脇腹のストレッチ効果がより高まります
終わったら腕を変えて反対側も同様に行います。なお、期待する効果をきちんと得るためには「キープ時にお尻が浮かさないこと」がポイント。脇腹周辺や二の腕周辺が気持ち良く伸びていることを感じながら実践してくださいね。<ストレッチ監修:コシバフウタ(トレーナー歴3年)>
🌼お腹の贅肉スッキリ!1日1分【寸胴体型からおさらばする】簡単ポーズ
