■はじまりは「ありがたい」から

長男を産んだばかりの頃。義姉(夫の姉)が、赤ちゃん用のメリーやベビー服のお下がりを持ってきてくれました。

そのときは本当にありがたかったんです。

産後で寝不足つづき、思考もままならない中で、手を差し伸べてくれる存在が身内にいることが心強く感じられました。

義姉は前から世話焼きで、口調は強いけど面倒見のいいタイプ。

「これ、うちの子が使ってたけど、まだ全然きれいなのよ」

そう言いながら手渡す姿に、私は“頼れる姉”のような安心感すら覚えていました。

けれど、ありがたいと感じていたその気持ちは、ほんの束の間でした。

■義姉からもらった衝撃のお下がりとは?

ある日、義姉が持ってきた袋を開けて、私は固まりました。

中から出てきたのは――130〜140サイズの子ども服。

うちの子はまだハイハイもできない赤ちゃんです。

「これは……さすがに今じゃないよね?」

心の中でツッコミを入れながら、私は笑顔を貼りつけました。

その瞬間、私の中で“ありがたい”が“ありがた迷惑”に変わった音がした気がしました。

※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
(ウーマンエキサイト編集部)

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