衣食住は満たしてあげよう
銀食器が謎を解く? 非業の死を遂げた夫妻の屋敷へ行こう/現代OLが18世紀フランスにタイムスリップしたら2(1)
18世紀の材料で、望む化粧品は作れる?
過去へとタイムスリップした現代OLが、知識と技術を武器にこの時代を生きていく!
大手化粧品の開発部に勤める主人公の琉花(ルカ)。上司にも仕事を認められ着実にキャリアを築いていましたが、出張先のフランスで18世紀にタイムスリップしてしまいます。そこでたまたま出会った髪結師の男・レオナールに、現代から持ち込んだ化粧品の性能とルカ自身の技術を買われて衣食住を確保。その代わり、彼の目指す目標に協力することになりました。
レオナールが髪を結い、ルカが化粧を施す。「東洋の魔法使い」としての噂が貴族間で絶えなくなった頃、その評判から次々と依頼が舞い込むふたりですが…?
※本記事はみやのはる著、堀江 宏樹企画・原案, 監修の書籍『ラ・マキユーズ〜ヴェルサイユの化粧師〜2』から一部抜粋・編集しました。
おっしゃる通り私は日本から来ました
何か公にしたくない理由があるのではないですか?
あなたは私と一緒にいる所を誰かに目撃されたくなかった
卑しい髪結い見習い風情が
ここに来ると大抵の女はただいう事を聞くだけの存在になるのだがな
…え?
どういう意味ですか?
いいえ何でもありません
著=みやの はる、企画・原案, 監修=堀江 宏/『ラ・マキユーズ〜ヴェルサイユの化粧師〜2』
